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2018/04/10 20:39
続・オウケンムーンについて。
社台からしたら、オウケンブルースリの祖父トニービンは、ノーザンテーストとサンデーサイレンスの間を繋いで、社台の巨大帝国を築くのに多大な貢献をしてくれた大種牡馬!
サンデーサイレンスがビッグヒットしなければ、おそらくトニービンの父系が日本競馬のメインストリームになったであろうと思われる位の衝撃的な初年度からの活躍馬続出だった。
そんな馬だけに社台は、相当思い入れはあるはず。何しろ凱旋門賞馬だし!
ベガの母父として、
アドマイヤベガ、ハープスター経由でのベガの母父として、
エアグルーヴの母父として、
ルーラーシップ、ドゥラメンテ経由でのエアグルーヴの母父として、
アイリッシュダンスの母父として、
ハーツクライ経由でのアイリッシュダンスの母父として、
ノースフライトの母父として
など・・
トニービンの血は、父系直系ではないが、社台の名馬たちに上記の馬の母系統父系として、数多の名馬に受け継がれていっているものの、
父系直系では、途絶えかけている。
トニービンの子の
ダービー馬
ウイニングチケットからも
天皇賞馬
サクラチトセオーからも
オフサイドトラップからも
マイルカップ馬
テレグノシスからも
G1馬は生まれず
唯一
ダービー馬、ジャパンカップ馬の
ジャングルポケットだけが!
G1馬を産み落としたわけで、
それがオウケンブルースリで・・
ジャパンカップを驚異的な走破時計
2.22.4という、ほぼ限界タイムで凌いだ最強牝馬
ウオッカ
を、恐るべき末脚で
おそらくラスト
10秒台後半〜11秒チョイを
連発という、この全体タイムにおいてはサラブレッドの限界を超えたと思われる
爆脚で
ハナ差
まで追い詰めたのが、オウケンブルースリで・・
この怪物オウケンブルースリから、名種牡馬にして、凱旋門賞を勝った名馬でもあるトニービンの乾坤一擲(一滴)が、滴り落ちてもおかしくはないわけで、
そこに社台ファームが、自社の思い入れをオウケンブルースリの元オーナーに捧げたい!と、粋な計らいをした結果が実ったのだとしたら、これはこれで必然かもしれないなと!
社台の悲願でもある凱旋門賞は、アメリカ産で凱旋門賞とは無縁のサンデーサイレンスからではなくて、やはり凱旋門賞馬からの直系でも・・
と、センチメンタリズムも重なって、そんな気まぐれな交配を楽しんでみた結果としての必然だとしても、それは全然ありで・・
このようにボクは思ったりするわけで(笑)
でも、皐月賞の候補を絞りたいのに、週頭から、全然絞れない予感がしてきていて、
馬券志向の立場からは頭痛いし、憂鬱・・
当たらない予感がしますな(笑)