皐月賞〜現時点、候補に考えてる馬

混沌とはしてはいますが、ある程度絞り込まれてはいます。現時点では、

エポカドーロ
オウケンムーン
キタノコマンドール
ステルヴィオ
ワグネリアン

この五頭からワンツーが出ると思ってます。ジャンダルムは三着なら？というのが少しひっかかっていて、五頭でワンツースリーとまでは、言い切れません。

簡単に5頭の印象を言うと、

ワグネリアンは、東京スポーツ杯でのラスト１２．０というラップ、２着のルーカスのその後のあまりの不甲斐なさ(ワグネリアンの評価の高さには、東京スポーツ杯で負かしたルーカスが、「兄モーリスのような超大物でダービー馬候補だ！」という、せっかちなマスコミの過大評価が少なからずあったはず)から、冷静に見直すべきで、

強くはあるけど、2歳時点での完成度が相当に高かった！と、見るべき。

弥生賞で勝てなかったことも評価下げる一因だけど、むしろジャンダルムとの差が気になる。ジャンダルムが2歳暮れの中山２０００でタイムフライヤーとの間に感じさせた差は、決定的と見ており、タイムフライヤーが若葉で見せたパフォーマンスからは、

あ、ワグネリアンが抜けてるわけでないのは、ほぼ間違いないな・・
と、感じた次第。

キタノコマンドールは、ただただ、キャリア不足が懸念材料。

勝負どころでの反応、速さは強烈だが、皐月賞で勝ち負けというならば、

全く道中ストレスなく、最短距離を追走できた「小頭数の２２００メートルゆるめ」ではなくて、淀みない多頭数の馬群の中から抜け出してくる経験をさせるか？

それが出来てないのならば、２２００メートルを、馬群に入らず、馬群から離れた外を回ってでもいいので、

２分１０秒を切るか切らないか

位の時計でまとめてこれる体力、脚力の実証が必要で(１分５８秒前後を皐月賞の勝ち負けタイムと見こめば)、

そのどちらも経験ない中で？

というところ。
ややこしいのは週頭に書いた厩舎力はナンバーワンの池江さん。
去年の１００万馬券の主役をアルアイン、ペルシアンナイトで演出した方で、しかも鞍上が、今G１なら最高の結果を残せる騎手ナンバーワンのミルコ。

切れないよね・・

有力人気2頭の不安を書いたけど、それでもなお、この2頭には、他の3頭に劣らぬ魅力があり、私の中では5頭が、ほぼ並列ですね。

ステルヴィオは、ハッキリ言って馬が変わってる可能性があるので、要注意ですよ。スプリングステークスの時計が平凡なので、断言はできませんが、週頭のプロローグで、私が

「凄く強くなってる。勝つのはきっとこれ！」

と、呟いたのはステルヴィオです。

ただ、現時点では、その「変わった」は、確信に変わってないので、一旦は、五頭並列としますので。

その見極めのポイントが何かと言うと、実はエポカドーロなんです。

ステルヴィオを明らかに「変わった」と、確信に変えさせないのは、エポカドーロとの差が僅かだったからです。

でも、よくよく見てみると、エポカドーロは、3着をちぎっていて、そして、ラストの坂で、実は加速していて・・

実はめちゃくちゃ強いんじゃないの？ってこと。そして、もしそうならステルヴィオが劇的に強くなったことを感じさせなかったのは、エポカドーロに対する私の、そして、みなさんの過小評価なんじゃないの？と、思うわけです。

今朝は一旦これにて。