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2018/04/13 04:37
エルコンドルパサーについて・・
今後、皆さんが競馬をやる上において、エルコンドルパサーという偉大な馬のことは知っておいた方がいいだろうね。
この馬ばかりは、本当に不思議なくらい、馬体からは迫力を感じないのに、恐ろしい位の強さだったよね。
私の表現でエルコンドルパサーの血統的な特徴を書く前に、Wikipediaに記載されている馬主(渡邉さん)の「交配に対する想い」がわかりやすく書いてあるので引用するよ。
【 Wikipediaからの引用】
生産者・馬主の渡邊隆は本業の東江運輸を興した父・喜八郎から親子2代の馬主であり、元より血統に造詣が深かった。渡邊はサドラーズウェルズやヌレイエフといった世界的な大種牡馬を輩出するThongの牝系に憧れを抱いており、イギリスのセールにおいて、Thongの曾孫にして父にサドラーズウェルズを持ち、「Thongの3×4」というクロスを有する牝馬・サドラーズギャルに目を付けた。サドラーズギャルはセリを欠場してアイルランドの牧場に戻されてしまったが、諦められなかった渡邊は代理人に依頼して所有者と直接交渉し、あらためて買い取ることに成功。そしてサドラーズギャルをアメリカ・ケンタッキー州のレーンズエンドファームへ預託した。
同場はフランスとイギリスでG1競走3勝を挙げたキングマンボの生産者であり、同馬がこれもThongの血を引くヌレイエフの孫でG1競走10勝の名牝ミエスクの子であることに惹かれた渡邊は、手持ちの別の種牡馬株とキングマンボの株を交換し、サドラーズギャルにキングマンボを交配した。両馬の配合はThong、ノーザンダンサー、ネイティヴダンサー、フォルリ、スペシャルといった多くのクロスが重なっており、渡邊にキングマンボの株を斡旋した人物は「プロは怖くてこんな配合はできない」としきりに口にしていたという。渡邊自身、「アマチュアでありながらまんざら素人でもないからこそできた」としている。
引用は、以上です。
渡邉さんが、憧れを持っていた世界的名血!
と言っても、名種馬という意味の名血ではなくて、
名牝馬ってところがポイントです。
渡邉さんは、サラブレッドの競走能力に決定的な影響を与えるのは牝馬である、と確信してたんでしょう。
だからこそ、普通なら、いわゆる
父系としての名馬のクロスを意識するのに、渡邉さんさんは、Thongという牝馬のクロスにこだわったわけですよ。
そして、このThongのファミリーナンバーこそが、先程から言及してますが、
5h
であり、エルコンドルパサー自身のボトムライン、つまりファミリーナンバーであると共に、そのボトムラインを持つ馬が、エルコンドルパサーの五代血統表の、ここかしこに出てくるわけです!
大体、わかりましたか?(笑)
Thongとか、その牝馬系子孫のSpecialとか、Nureyevとかって馬の血統構成や、エルコンドルパサーの父であるキングマンボの血統構成をWikipediaで確認したりすると、もっともっと深くわかりますよ。
そして、それを理解した上で
ファミリーナンバー5hで渡邉さんがやろうとしてたことが、
エポカドーロでは、1L(近いファミリーナンバー1Nも含む)でやろうとしていた(正確にはエポカドーロの母のダイワパッションで意図したと思われる。)!
と、思われます。
そして、ここから先は私の妄想ですが、ダイワパッションまでに意図した
1Lのクロスに、エポカドーロにおいては、オルフェーヴルの父ステイゴールドのファミリーナンバー(やはり1号族だけど、1L系統ではなくて、「1t」)が、念押し、ダメ押し的に
1号族の良さを生かしたのではないかと!思ってるわけ。