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2018/04/14 10:59
32秒台という上がりタイムについて
あの日の2000メートル戦
2分4秒台でしょ?
1400メートル通過まで
13秒を超えるラップ平均。
そういう意味では、まあ、あまり取り立てて騒ぐほどの数字ではなくて、むしろ「なんで、まだ直線にさしかかる前から10秒台ラップにギアを入れてしまうような強引なレースになったのか?」
って、ことが不思議で、
おそらくワグネリアンと共に人気になっていた角居さんのところのヘンリーバローズ(むしろこっちが一番人気)を
まとめて負かしてやろう!
というキタサンダイドーの鞍上の萩野極が、残り600メートルからスパートをかけたことにこそ、その脅威の上がりの原因を見出すべきかもね。
一般的に新馬で競馬を教えなければならない中で、コーナーリング最中の残り600メートルからスパートするのは、ご法度であり!
32.6という上がりタイムを計時してしまうような、そういうトライというか、レースの流れ自体が稀有であり、
そのラップが日本一と騒ぐのは、早計のような気もする。
因みに
新潟芝1600メートルで
上がり
32.0!
の末脚で勝ったウラヌスチャームは、続くアルテミスステークスでは、
10着惨敗
(ラッキーライラックに5馬身超突き放され、上がりは35秒も切れず!)
次の500万下赤松賞も
7着惨敗!
(9頭中、2頭が33秒前半、5頭もが33秒台の上がりの中、ウラヌスチャームは、34.2!)
そういう馬でもペース次第では、
32.0!
脅威の上がりと言われるワグネリアンの
32.6よりも
0.6秒も速いタイムを記録していることを覚えておく必要はあります。