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2018/04/15 11:17
キタノコマンドールの素質
すみれステークス
あの直線入口にかけての一気の加速は鬼だよ。今回メンバーでナンバーワンだし、ダービーでは、あるよ。
そう思ってる。そこの脚を評価する上で、負かした馬のレベルなんて、
ほとんど関係ないから!
勘違いしちゃいけないのは、ああいうところでのトップギアに入れた時のフォームの変化やらラップの上がり方を評価するときに、
負かした馬のレベル
によって左右されてちゃだめ!
なぜならオープンレースや、重賞に出てくるような馬の
3コーナー半ばから直線入口にかけてのスピードの差についての能力差なんて、ほとんどないのよっ!
というか、そういうレベルレースの馬たちは等しく11秒前半で、走れるの!あの区間は!
で、本当に強いかどうかは、その後、ゴールまで、
垂れずにスピード維持できるか?
更に加速できるか?
であって、直線入口に至る加速力にはそんな差はないのよ!
そういうところは、全体から部分的に切り取って評価できないと、いろんなことに応用効かなくなるよ。
キタノコマンドールは、その区間は凄かったんだけど、
前を飲み込んだあと、思いのほか突き放せなかったなあ?
というのが、私の感想で、
あそこから先は、むしろ稽古量とか、身体の仕上がり具合なんだよね。
瞬間の反応力や、短期間のバネやら身体の柔軟性は、隠しようのない素質なんだけど、そこからの更なる上乗せは、
稽古量だろうな、と思っていて
私は、まだ2000メートル
1分58秒割ってくるような
全体タフネスは厳しいと思う。
届く位置にいるためには、枠的に左右からド突かれる位置取りになるし、前も詰まるかもしれないし、四方八方からプレッシャーもあるはず。それを跳ね除けて、その上で、心肺に負荷がかかる中団追走から、ラスト11秒連発ってのは?最後急坂も初めてだし。
すみれステークスで、キタノコマンドールに僅か0.3差の3着に頑張ったビッグスモーキーが、
1.7秒差の10着に
なってしまうところが、
割とストレスが少なくタイムトライアル的に走れた
すみれステークス
と、
まさに文字通り皐月賞トライアル
だったスプリングステークスとの違いであり、
小回りの忙しい流れを、ダービーという目標を一旦度外視してでも取りにいこうという
来年はマイル路線かも?という前がかりな馬も含んだグループと
ゆったりペースから大箱の不利のない東京府中の長い直線でこそ、持てる力を余すことなく出し切ろうという
ジャパンカップ、有馬記念、なんとなれば凱旋門賞!というところが終着駅の保守本流グループ
の違いでもあり、どちらが皐月賞向きか?というのは、一概には言えないけど、近年は池江さん自身も、複数頭の有力馬を預かれるステータスになったことも手伝い、
やはり短め向きの鍛錬をしてきた馬に向くレースになってるかな?という気はするよね。
昨年のワンツーフィニッシュのアルアイン、ペルシアンナイトは年初マイル主体だったもんね。
そこは、ジャンダルムに任せてると思っていて、キタノコマンドールは、ここは、最後方から直線に賭けるんじゃなきかな?と、思うよ。
そうすると
1.58.5善後が限界かな。
うん・・
3〜5着
2着は、58秒切ってくる準備ないと難しい気がするよ。
今日のメンバーで可能なのは、
オウケンムーン
ワグネリアン
ステルヴィオ
エポカドーロ
だけだよね。晴れて馬場が乾くと、さく版ギリギリ馬として、タイムフライヤー、ダブルシャープを挙げたけど、無理だね。