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2018/04/17 20:48
サンリヴァルの弥生賞について
決してサンリヴァルの弥生賞4着が強かった!
なんて言うつもりはサラサラないです。
今見返しても、そうは思えないし。
ただし、皐月賞を見た上で、改めてデビューから遡って、この弥生賞までのプロセスを確認して、そして弥生賞を見た上での結果論でしかないのすが、今後の教訓としていえることは、あります。
弥生賞は、100パーセント確定していない皐月賞出走のための権利取りであった可能性が強く、まあ、それはサンリヴァルに限ったことではなく、どの馬も同じなんだけど、重要なのは、
中盤で12秒台後半ラップを3つも並べたドスローペースであり、
筋肉量が少なく、馬群を捌かなければならないタイプのワグネリアンには、スローは有難いし、まったく馬群らしき塊がなく、楽にスパートできる少頭数は、お誂え向きだったし、距離に限界のあるジャンダルムにもスローは、有利な流れだった。
まあ、言うなれば、サンリヴァルは、スローなら切れまくるワグネリアンと、名手武豊の餌食になるのを覚悟で、逃げて残りに行って、
結果、総合力勝負ではなく、上がりの勝負にかけたわけで、
ワグネリアンとは、半馬身差
ジャンダルムとは、ハナ差
だった。この程度ならば、
的に塩を送ったと言っても過言ではないスローで、しかもサンリヴァル自身厳寒期の休み明けだったのに、この僅差で、如何程の実力差があったと言えるのか?
ましてや、本番皐月賞では
ワグネリアンにとって歓迎ではない重めの馬場だし、筋肉量が少なく中距離ハイスピード決着は向かないし、多頭数の内から馬群を捌かなければならないわけだし、
また、ジャンダルムは、ペースアップによるスタミナ対応に距離面からの難がありそうだし、
だから、今回の皐月賞における発揮パフォーマンスの上下を、あんな僅差の、しかもレースの流れが全然違う弥生賞の結果から推定して良かったのか?ですよね(わたしが!)。
ジャンダルムの方がサンリヴァルを2000のスタミナ寄りの流れだとしても、「上回る!」という私の軽々な判断に色濃く影響したのは、
ホープフルステークスでジャンダルムがサンリヴァルを2馬身突き放したが故だと思います。絶対に!
あのホープフルステークスがサンリヴァルの3ヶ月休み明けで、且つ、同日の他の芝レースの多くの馬のバテっぷりから、恐ろしくスタミナを食う馬場だったことを確認し、
その上でサンリヴァルが、序盤に10.8という2000では、驚速ともいえるラップで先行し、
そして、ほぼ、同じペースで進んだ持ち時計1分59秒台の500万下の古馬が、上がりラップ
15秒も!かかり
走破時計2分3秒3だったことを知れば
ラストを
13秒でまとめ
走破時計2分2秒だった
サンリヴァルが
中団で名手武豊が、ラストの脚をためて
2.01.6
で、差してきた
ジャンダルムよりスタミナがない!
とは、判断しなかっただろう。
と、思う