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2018/04/18 12:16
オウケンムーン〜マイル日本記録1307のレオアクティブがマイル王ではないでしょ?
皐月賞における、もうひとつの的中への高い壁になった私の予想の課題に
オウケンムーンをかなり有力視してたことがあります。オウケンムーンを上位入線候補と見立てれば、馬券圏内突入の余地は一頭減りますからね!大きいです。
じゃあ、そのアプローチは間違っていたのか?ですが、最終的に鹿野山特別で知った後のあの芝の状態が前提なら、
間違ってましたね。そういう意味では、例年の草丈短い高速馬場前提の有力視でした!
結果、大惨敗ですが、自分では、直前に見解の白紙撤回はしたので、礼儀は果たしたつもりです。
1週間がかりの予想でしたが、あの重い馬場でオウケンムーンが走れる確信がもてなかったからです。
私がオウケンムーンを推したのは、スタミナ込の底力よりは、
「脚を速く動かせる能力」を
高く評価してたからです。
脚を速く動かす能力とは別の素養ですが、「脚を一定以上のスピードで動かし続けることができる時間の長さ」、つまり
スタミナ
には「疑問」とまではいいませんが、頭が高く、全身を柔軟に使えてるとは言えない走法は、
短期間、脚を速く動かすパワーはあっても、距離伸びたらどうか?とは、思ってました。エネルギー効率は良くなさそうなので!
ただし!パドックでの馬の気合とか馬体は凄くて、それでも気合で突破して、勝っちゃうんじゃないか?!ということは、本気で思いました。でも、それは違いましたね。そもそも私にパドックで見定める素養なんてないですし、やはり、スタミナ自慢の一流馬に気合で勝てるもんじゃないんですね!
皆さん!
私の限界時計の概念を間違って理解してほしくないのですが、
一番速いタイムを出せる馬が一番強いってことは意味してませんよ。
そんなもん馬場の重さに左右されるので、10戦近いヨーロッパにおける最高峰クラスのマイルレースの平均タイムが
1分39秒に迫ろうかという
世界最強馬フランケルが
1.30.7世界レコードの
レアアクティブ
より、マイルで弱いわけはなく。しかも
8秒も(笑)!
ここは、いいですよね?
ツルンツルンの負荷が何もかからない高速馬場だとしても、馬が「ワープとか、瞬間移動ではなくて」脚を接地して走る以上、おそらく
マイルな、300歩前後
は、要するわけで、
その一完歩が
0.3秒ならば
1分30秒で、
0.32秒ならば
1分36秒で
1歩に0.3秒要するか、0.32秒要するかは・・、単に脚の単位時間あたりの回転数能力だけでなく、
着地したときに馬場が柔らかくめり込んでしまうのか?はたまた、馬場が硬めで次々に次の回転動作に入れるのか?
という馬自身のピッチ速度とは無関係な要素によって左右されるので、その速さのみをもって
サラブレッドの競走能力の高低は語れないんです。
ただし、馬場が軽ければ
脚を動かす速さだけで、勝者が決まってしまう高速馬場というのは日本の競馬場には、間違いなくあります。たくさん!
それは例えば秋の中山の芝。夏の新潟
要するにスタミナ消費がほとんど無いまんまで、走りきれるから、
脚をどれだけ速く回転できるか?の勝負になるわけです。
皐月賞の中山の近年の馬場は、そこまで極端ではありませんが、どちらかというとそっちよりなんです。
そういう能力の高さでピックアップしてたのに、稀に見る
草丈
馬場の重さ
を目の当たりにして、
ダメだ、こりゃあ・・
と、1週間の予想の前提が音を立てて瓦解していったわけで、
だから予想白紙撤回宣言をしたんです。