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2018/04/22 12:05
三歳牝馬 マイルと2000メートル
マイルの限界時計って
1.31.5
でしょ?
桜花賞予想でコメントしてきたけど、三歳牝馬なら
1.32.2
なら行けるって、コメントしたよね?
実際メジャーエンブレムが、桜花賞の3ヶ月も前のクイーンカップで
1.32.5
ジュエラー、シンハライトもチューリップ賞で
1.32.8
アエロリットのNHKマイルは
1.32.5
だから、信ぴょう性あるよね?
だから、身体の完成した最高クラスの古馬の限界時計と
0.7程度の違いで行けちゃう
本番前のトライアルレベル、時期的には3歳の3月までを期限とすると、
まあ、
1秒劣る程度でこなせると
しておこうか?
でもさ、
2000メートルの限界時計見てみなよ
1.56.0でしょ?
過去30年の
2歳〜3歳のクラシックシーズン直前までの間に、数千のレースがあったけど、
2.00.0を
切った牝馬がどれだけいるか?
調べて見るといいよ。
俺はザックり確認したよ。
いないね・・
ま、全馬がめちゃくちゃ時計速いレースでの惨敗馬ならいるかもね。そこも確認したつもりだけど、見落としはあるかも。
でも、好走して、2分を切りました!
なんて、ほとんどいないんだよ。
多分ねっ!多分だよ。
一滴の漏れもないかどうかは、あまり重要ではなくて、そんなことよりも、
2000メートルの限界時計とマイルのそれとでは、意味がちゃうってことだよ。
じゃ
2分ジャストとして、限界時計の
1.56.0との差って、
何秒?
4秒だよ?
マイルの1秒を距離換算で補正すると、同じ程度に走れるなら、
1.3秒遅れで済むよね?
それが
4秒超の差になる。
これがね、
この時期の3歳牝馬クラシック路線の特徴を物語る重要な現象なんだよ。
つまり1600の頂上を目指すために
身体が未完の若いメス馬を本番、その前のトライアルに出れるように、つまり、さっさと、勝たせるために、中距離での折り合い度外視の、
前々に行く勝ち抜き戦が行われる。
そこで見事に勝ち上がる馬は、
スタートは、速いし、行く気は育てられるので、
例え1800でも、序盤のリードで押し切れてしまう。
が、もちろん、最終ゴールが1600の教育の先に
じっくり乗って2000を我慢して走り切るということは、「なんだよ?それ?行け行けって、教えたやないか?」ことでしかなく、ラストばったり。
あんなにマイル以下で強かった勇姿は、2000の我慢比べでは、マイナスにしか作用しない。
上々のスピードスタミナ兼備のいわゆるスターホース馬は、決して桜花賞に向かう道程で、2000前後に登場することは、ほとんどなく、1600を8分、9分の力で余力を残して勝ち抜いて行く。
ややクラスの下がる馬が、桜花賞を捨てて、折り合い重視の鍛錬を!
と、1800〜2000でじっくり乗っても、なかなか勝ち上がれないのは、
そういう前々に行って、さっさと勝ち上がりたい牝馬や、
皐月賞を目指すために2000メートルを高速で走りきろうと、バリバリ鍛錬する牡馬に阻まれて
1800〜2000の
未勝利戦すら勝つのが難しい!
わけよっ!
だってさ、同期中央競馬のサラブレッドが、約4000頭位いて、
牡2000
牝2000
として、それぞれ、上位7〜8パーセントが、エリート〜準エリートとして、
150頭づついるよね?
そいつらが、2000以上を最終目標に、じっくりと準備してデビューして、何とか春のクラシック本番まで、勝ち上がりたいたいとしても
芝の1800〜2000の
未勝利戦って、2歳秋〜3歳の3月まで
って、東西で、それぞれ
40レースないんだよ?(笑)
そのうち、保守本流には桜花賞みたいなマイルがなくて、鍛えやすい牡が、
7割は、勝ちをかっさらっていくとしたら、東西で中距離をじっくり教えながら、早めに勝ちたい!という牝のために存在する1800〜2000芝は
10レースだよ。せいぜい!
2歳秋から3歳3月まで!
五ヶ月で、10レース。1ヶ月で、たった2回のチャンスだけど、間隔空けないといけないから、
チャンスは月1回だよ?
そこに同期の100頭を超えるエリートが集中するんだから、
そして、「あ〜、せっかく出れたのに雨だ〜、大外だぁ〜、騎手が確保できんかったぁ〜、フケ(発情)だぁ〜」って、なるんだから、
額面から感じる「未勝利戦」っていうのとは、全然価値が違うんだよね。
そういう未勝利戦をしっかり勝ち上がってる馬の方が、1200、1400で好時計勝ちしてる馬より、
殊、2000という距離においては、一日の長があるのに、我々はそういう見方をできてないってことだよ!