4046件のひとこと日記があります。
2018/05/13 12:10
【くどいと思う方は読み飛ばして】 距離適性、能力、レコードなど(その2)
これ、本当にくどいと思うけど・・・
私の限界時計とか限界タイムって
そのタイムを記録した馬が強いてことじゃないからね?
ただ、なんとなく「時々、タイム記録順に強弱序列つけているじゃねえか?結局お前のやっていることは単なるタイム比べじゃねえか?」と
思う人もいると思います。
そして、それは誤解とか、勘違いではなくて、たぶんそう見えるような書き方を私がしているんですよ。なぜか?
簡単なんです。
なぜかというと、こういうこと
例えば
世界で一番マイルを速く走ったのは?
レオアクティブ
です。
1.30.7
G1勝ちなんてないです。G2すらないよ。
G1で惜しいレースがあったわけでもない。
一方、世界競馬史上最強馬というと・・・
フランケル
ですね。世界最強だけど、そのカテゴリーはマイル〜2000mでしょ?
で、マイルのヨーロッパクラスG1
7勝とか8勝しているわけ(正確な数値は時間ないし面倒だから揚げ足とらないで)
で、マイルの平均タイムが
1分38秒〜39秒なんだよね・・・・
じゃあさ、レオアクティブが世界最強マイラーだ!
なんて人は絶対いないはずで、
かつレオアクティブが、全盛期にヨーロッパ遠征して、無効の気候に慣れてベストコンディションでレースに臨んで
フランケルに勝てたか?
というとたぶん無理だよね・・・・
たぶん20馬身とか30馬身は遅れを取る。いやそんなもんじゃすまないかもね・・・
これはたぶん間違いない
でもさ、逆に
レオアクティブが
1.30.7の世界レコードを出した、あの日の中山競馬場で
マイルのG1レースを賞金額
100億円で開催したとして、そこにフランケルが数ヶ月前から日本を訪問して日本の馬場になれて、中山も一回試走して、準備万端に京王杯AHに出て、
未曾有のハイペースになったとして・・・
フランケルは何分何秒で走れたんだろうね?
レオアクティブが一緒に走って、レオアクティブは、ほかの馬をあまり意識せず、世界競馬のペースに翻弄されずに
わが道、わがペースに徹して、あの驚愕の記録をマークしたとおりにコースを同じペースで走れて
1.30.7で走破したとして・・・
最初の1ハロン=12.5くらいで、残り7ハロンは
11.15を7ハロン継続!!!!
だよね・・・・
そして、芝のマイル国際レベルでは、正解ナンバーワンといってもいい
アメリカのブリーダーズカップマイルでも
ここ10年で
1分31秒7
が2回出ているだけだし、三連覇した
世界的名マイラー
ゴルディコヴァ
だって1.32.2でしかない!!
ロンシャンの
1400メートル世界レコード
1.17.05だって、ゴルディコヴァよりはるかに力が劣る馬の記録であり、世界的に見ても1.31.0を切ってくるマイルのタイムなんてないし・・・
タフネススピードレースが繰り広げられるアメリカのダート競馬界においてだって
ダマスカス、バックパッサー、ダクターファーガーといった鬼のようなぶっちぎり快速ダート王者がしのぎをけずったときだって
1分32秒は切っていない!!!
つまりレオアクティブの
1.30.7という時計は、いかに中山の当時の馬場が「恐ろしいほど一度スピードに乗ったらスピードが落ちない抵抗力の少ない馬場」だとしても!!!
馬が脚を動かせる速度としては、世界的に見て、おそらく限界に近いし、当時の競馬場の当該レースに世界最強馬の
フランケルが登場したとしても、レオアクティブをぶっち切って
1分29秒台が出せたのか?
というと、それはそれで、「さあ、どうだろうか?」といわざる得ず、
もう少し、謙虚に言っても、おそらくヨーロッパ本場でマイルを走ったた
フランケルとレオアクティブの間に生じるであろう20馬身〜30馬身という差
つまりタイムいうと
3秒〜4秒という差がつくことはないであろうということ。
どれだけフランケルが強くても、秋の中山の高速馬場で
1分27秒って記録(笑)
は出ないよね!!
ってこと