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2018/05/13 12:53
【くどいと思う方は読み飛ばして】 距離適性、能力、レコードなど(その4)
これまで私が何を言いたいのか、「ようわからん」
限界時計って一体何なんだよ!!!
という答えを書きます。
1.抵抗の少ない馬場では差がつきにくい
いったんスピードに乗ったら、
「物理の法則で習った」ように、抵抗さえなければ、その速度は永遠に続きます。
ハンドスピナーっていうおもちゃわかりますか(笑)
あれ、よくできたやつって「もう永遠に回り続けるんちゃうか?」ってくらい止まらいでしょ?でもとまるやつってあっという間に摩擦の抵抗で止まっちゃうでしょ?
馬場も抵抗が少しでもあるかないかでぜんぜん違うんですよ。
もちろん馬場の抵抗とは別に・・・
■馬の脚が地面に接地する以上、間違いなく抵抗は発生します。
■それから空気抵抗は絶対にあります。450キロから500キロもありますからね
■重力という馬場には関係ない抵抗もあります。
だから抵抗はあるんですよ。そもそも!!
でも、それらに加えて、
★馬の脚が接地する芝の状態
のわずかな
「硬軟」
によって、破壊的なまでに「全体タイム」に対する影響が発生するんです。
そして順序が逆になってしまいますが・・・・
「かなり弱い馬(というか強くもない馬)でも、ものすごいレコードタイムに近いタイムを出せるコース」
が、めちゃくちゃ抵抗が少ない馬場であり
逆に
「ものすごい強い馬でも、かなり時計のかかる馬場」
が抵抗のある馬場であり
ここまではいいですよね??ついてきてくださいね
とはいっても、そういう接地面の
硬軟(抵抗)とは別に、
基礎的な抵抗(空気抵抗、避けられない接地自体の抵抗、重力)
がある以上、「距離が長ければ長いほど」
その抵抗はトータルで大きくなるので
距離が長ければ長いほど、「馬場の抵抗(ストレス)」があろうがなかろうが、
スピードとは別の能力(スタミナ、スピード維持能力)が問われます!!
だから、日本のように馬場ストレスとが少ない高速馬場においてさえ
2400メートルという距離になると!!!
たとえ平均ラップが11秒後半であっても
それを維持するのは難しく、
11秒前半をマイルで発揮できる馬でも通用しない
という構図が生まれるわけです!だから2400メートルでは、それなりにチャンピオン決定戦までのあいだに「選別・ふるい」がかかるんです!!
でもマイルとなるとどうでしょう?
なかなか面白いでしょ?