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2018/05/18 06:40

オークス〜シスターフラッグの好タイム

2.12.8
は三歳春の牝馬が記録したタイムとしては日本競馬史上最速。

三歳の三月末までね

じゃあコレを記録したシスターフラッグは、如何程強いよか?

というと、全く大したことない!

と、言い切るのは、それは私には私なりのG1戦線通用レベルのラップ&タイム基準があるからね。

基本三歳メスなら春で

2.11.7〜8が、合格水準
上がり34.5ね。

タイム落ちて2.12.8なら、

上がりは33秒台じゃないとね。

で、シスターフラッグ見てみるよ


すみれステークス
6着

2.12.8
上がり35.0

タイムは0.8足りなくて、
上がりがそれを補うべく

33秒台ならいいけど、

逆に35.0だから、

1秒近く遅いよね。

だから全然失格

日本競馬史上

三歳春の2200メートルで、おそらくベストタイムを出してるけど全然足りない!

何故ベストなのに、こんなことになるか?は、とてもいい例だから詳しく、からくりを見ようか?

まあ、そうだな・・

たとえば、
1700メートルとか
1500メートルとか

そんな距離、中央の四大競馬場にないよな?重賞ないよな?G1ないよな?

百歩譲ってオープンとかあったにせよ、年鑑いくつ?それにエース級の活動時期にあるか?夏だけちゃうんか?

この30年の母数はいくつ?

本当の意味での統計的価値って、ことほどさように

母数やら、走る馬の強さが問われるのは、当たり前で

過去100年で史上最速!

と、うそぶいても、それは

情報操作でしかなくて・・

でも、そういう予想家は多いよね。

2200メートルってのは、1700とか1500とかとは違うけどさ

宝塚記念記念もあるし、G2もあるよ
AJCC、京都記念、3歳なら京都新聞杯

でもさ、三歳春までに

どの程度ある?

少なくとも2歳戦はゼロだよ!

3歳の春にかけては

極寒期間の

1月に
未勝利3レース
2月に
未勝利2レース

寒いし馬場悪いし、この時期に有力馬動き出さないし、仕上がりも寒くて太め残って進まないし、未勝利でタイム出るわけないよね(笑)

しかも牝馬限定レースは皆無

2月下旬になると

中山で500万下の

水仙賞

阪神でオープンの

すみれステークス

があって、かろうじて三歳も動き出すし、1回勝った馬たちの戦いでレベルは上がる。

とは、言っても「ひと月前は」極寒1月で、そんな乗り込めるわけもないし、馬場も冬枯れで時計出ないし・・

3月の未勝利戦は

4つ

そして三月末の中京での

寒桜賞
500万下

整理すると・・

三歳春までの牝の2200メートルの
統計的価値を語る上での標本総数は

2歳戦は

0(ゼロ)っ!

3歳戦は(春・クラシック前の3月末迄)

未勝利戦が

1月 3レース
2月 2レース
3月 4レース

合計9レースだけど、7〜8割は極寒期間の影響で馬も仕上がらないし、有力馬の動き出しも少ないし、馬場も冬枯れ、朝露が乾きづらいことによる渋化残り影響で

タイムなんか、1年で1番悪い季節
しかも、年明けのクラシック本番に向けて二歳のうちに勝ち上がれなかった連中の

未勝利クラス

でしかなく、時計なんか出るわけない

とすると、実質

2月の
水仙賞
すみれステークス

3月の
寒桜賞

しか、ないわけで・・
2月も時計かかるし、

3月末の大寒桜とはいうけど、

一体、皐月賞、桜花賞を翌週、翌々週に控えたその時期に

中京2200メートルに出てくる馬のレベルって?

ってことだからさ・・

そもそも牡だって、母数少ないのに、

牝限定レース皆無なのに、過去30年遡ったところで、

日本競馬史上2200タイムが
三歳春時点で

ナンバーワンっ!

と、叫んだところで、統計的な価値なんかないんだよね!

だからこそ、「限界時計」のような
標本数の少ない距離の「タイムや上がりタイムパフォーマンス」を理論的に評価してやる枠組みが必要なんだよ!

「〜メートルで史上最速っ!」

という文字がマスコミで踊っても、それの真贋は?ということに嗅覚が利くように、

自分の価値(カンじゃなくて理論的に裏打ちされた数理的な考え方ね)をもって置いた方がいいと思う。

もちろん、そういう自分の価値だって、何かを前提にしているので、絶対的な尺度にはならないから盲信はまずいけどね。

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