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2018/05/19 20:17
ラッキー3戦目の価値〜2歳女王の価値
一つ言えるのはこういうこと
ラッキーライラックは、リリーノーブルとマウレアに完勝した!
これは間違いないっ!
ただし、マウレアは、
デビュー新馬を
1分37秒台僅差
2戦目500万下を
末脚を存分に活かせる広い東京府中で
1分37秒台僅差
で、勝ったわけでしかない馬
2戦目は、
2着〜6着まで
クビ、クビ、クビ、1/2、クビ
の大接戦!
そして、2歳チャンピオンレースでラッキーライラックの3着に好走したあとの、東京マイルG3では、
5着に惨敗してる。
そのマウレアが5着になったクイーンC
勝ったテトラドラクマは
NHKマイル5着
2着フィニフティは
桜花賞12着
3着アルーシャは、
次の500万下を勝てず3着
4着オハナは、
フローラステークス14着
どうだろうか?
マウレアという馬の価値?
リリーノーブルは新馬
1分35秒台
2戦目の500万下は
1分36秒台
共に勝ちっぷりは見た目いいけど、負かした相手は平凡だし、タイムもイマイチ。何より上記のマウレアとは2歳ナンバーワンレースで、マウレアに少々スムーズさを欠くところがあって、小差でしかないし、チューリップ賞では、逆転され。
つまり、マウレアとあまり変わらない。
確かにリリーノーブルと、マウレアは結果的に、その他の
2歳ナンバーワン決定戦出走馬に比べたら能力上位であるが、
でも、そういうことでしかない。
つまり、さっきから書いてるとおり、2歳ナンバーワン決定戦に出ていた馬たちは、そのレースへのプロセスにおいてさえ、
1分36〜37秒台という平々凡々なタイム、ラップでしか勝ってない
リリーノーブル
マウレア
に人気を奪われても仕方の無い戦績でしかなく、その後数ヶ月経過しても、ほとんどの馬が勝ち上がることすら叶わないレベル。
要するに2歳女王決定戦は、
ラッキーライラック
リリーノーブル
マウレア
の三頭立て
プラス、レース終わってから馬券に絡まない位置だからこそ突っ込んでこれた
トーセンブレス
ってわけ。
あとは終わってる。
何故このレースで、この凡庸なメンバーと凡戦なタイムでラッキーライラックがスターダムにのし上がったのかが、当時のメンバーをつぶさに見ていて、ようやくわかった!
このレースのサブタイトルは
「競馬史に語り継がれる名牝誕生!」
だったんだよ!
ロックディスタウン
が、いたんだよっ!この馬が断然の一番人気だったんだよ!
牡の中距離のナンバーワン候補
タイムフライヤーを新馬で脅威の切れ味で下して、
札幌のレベルの高いと言われる牡との混合G3を制し、
「どんな勝ち方をするのか?」
だけが焦点の超スターホース
オルフェーヴル
の娘が一身に期待を受けてたんだよ。
だからこそ、このレースを制する者こそが、スターだ!でもそれはどこまでいっても、
ロックディスタウン
ということだったからこそ、
ラッキーライラックの勝ちは、
強いロックディスタウンをマッチレースで打ちのめしたんじゃなくて、
ロックディスタウンに異変があったからこそ、タナボタ的な勝ちであり、そして、ロックディスタウンを負かさなければ大した価値はないのに、事前のこのレースを勝った馬に贈られる敬意の大きさが、何となく
決まっていたものだから・・
そして何より予定されていたニューヒロインの父オルフェーヴルの娘である
ということが、
「主役を失った祭りにおける、ちょうどいい、カッコウの神輿(みこし)」
になってしまったんだと思う!