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2018/05/20 10:53
各馬の評価起点
全体時計で評価するのはよくないです。
オークスペースを意識した道中ペースをキープして、ラストしっかりした脚使えているか?
ここで見ます。
マイルなら
1000メートル61秒通過で
33秒後半が最低限要求水準
1.33.7〜8の
上がり33.8前後ね。
2000なら
1000メートル61.5前後通過で、そこから12秒強2つ刻んでから、
34秒前半
2.00.0の
上がり34.2〜3ね
とてもいいベンチマーク馬がいて
サラキア
今回出ないけど
チューリップ賞4着で
1.34.1
上がり33.4
フローラステークス4着で
1.59.7
上がり33.7
両方共に及第点を上回ってるでしょ?まあ、フローラは、かなり馬場が良かったし、全体的なラップ見ると、少々割り引く必要あって
サラキアがギリギリ合格。パイオニアバイオも同格くらい。
チューリップ賞は、着差的にラッキーライラックの強さが目立ったけど、あれはマイラー気質やら完成度によって
序盤に確保出来た距離アドバンテージの差でしかなく、
ペースも2400の61秒以上を超過してるから、あまり
1〜6着の差を神経質に2400での上下関係にトレースする必要ない。
サラキアの1.34.1は、ラッキーライラックの1.33.4に大分、見劣るけど、上がり
33.4
と、同等の上がりを出しており、それで合格。
だからこの両方のレースで、殊
2400適性という意味で卓越したパフォーマンスを示したのは
サトのワルキューレだけ!
だ。それも圧倒的に圧巻のパフォーマンス。フォームの伸びやかさ、柔らかさ、豪快さもすごいがラップも凄いし、何より、あのペースで、あの位置から
名手デムーロに
届くと思わせていたであろう
素質を感じさせていたということこそが、我々には見えないところなのだなあ!と思った次第。
二戦目で不利があったとはいえ、エタリオウとは決定的な差で負かされた3着のレースを見て、大して差のない4着に、ここでは論外としてるシスターフラッグがいることから、多少の迷いはあったが、次でエタリオウを完封し、エタリオウがダービートライアルで権利を取ったことを見るにつけ・・
2戦目の不利がいかに大きかったか
ということと、
あれからの馬の恐るべき成長を感じるわけで、
果たして本当にアーモンドアイは、このサトのワルキューレに楽勝できるのか?という懸念が出てきたりもする。
さてさて、そのフローラステークスだけど、
サラキアあたりをギリギリ合格点にすると、サラキアより下の馬たちやら、その馬たちとドングリの背比べ馬は論外ってことになるよね。
さすがにラッキーライラックやらリリーノーブルやらマウレアを
サラキアより下!
とは、言えないからね。