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2018/07/15 13:31
函館記念 〜 当たるときはなんとなく見えている
先入観にとらわれずに、好き嫌いでより分けしないようにニュートラルな積み上げから結論を出すようにしているものの、やっぱりおぼろげならが到達点は最初から見えているところはあるんだけど、今回はものすごく難しい。
はっきり申し上げると
トリコロールブルー
の取捨である。
正直な第一印象は
「圏外に飛ぶ(三着もない)!」
なんだけれども(ルメールだと知った上で)・・・
ひとつひとつを積み上げていくと「まんざらでもない」というか「ぎりぎり勝つかも」
という感じなんだよね・・・
でも、圏外に飛んでも「あ、やっぱり・・・」と思ってしまうだろうとと今感じてる。
そういう意味で、このレースはトリコロールの強さを測るべきレースであって買ってはいけないような気もするんだよね・・・・
函館記念が一番人気がよく「圏外に飛ぶ」レースなのはマスコミでも盛んにアピールしているし、実際馬券買っている側からしても同じ印象だと思う。
それには明らかに理由があって、それは・・・
時計のかかる馬場
だからだ。
1分57秒を切るような馬場と
2分01秒前後のような馬場だと
全然違う。
秒数にすると
117秒と121秒で
96.6% 対 100%
ってことで、この微々たる差がいったい何なの?何で人気馬が飛ぶの?ってことなんだけど、私はこう考えている。
速くもなくて遅くもない馬場、「走ることに対する」馬場抵抗はそんなに高くもないし、低くもない馬場。これを並のオープン馬が走ると
概ね
1分59秒くらいなんだと思う。
これって、そこそこレベルは高くて、やっぱり1000万下の馬で出せる時計ではないんだと思うのよね。
で、このペースって、「超高速馬場」になると、同じペースで脚動かしていると、おそらく
1分57秒台になるんじゃないのかな?
という気がしているわけ。
やっぱり強い馬が速い馬場でも好時計を出す。
一方、どんなに高速馬場でも、
スタートから前に行けずに、道中も若干おっつけぎみで通常馬場で
2分フラット台がいっぱいの馬は、
1分57秒ってのは無理で、1分58秒台とか・・・
そんなもんだろう。
このわずかに「追走に苦しむ」原因は、得てして「力のいる馬場」では、「速い馬」に対しての「スタミナセーブ」の利点になったりすると、思うわけ。
それがなぜなのかは、正直、メカニズムとして解明できていないけど、たとえばこんなんでひとつの発想の転換にならないだろうか?
チョロQっていう、プラスチックの小さな自動車のおもちゃがあったでしょうよ?あの馬力もなにもない自動車を
ツルンツルンの廊下
で走らせたらめちゃくちゃ速いよね!!!
でもさ、チョロQが砂浜とか泥んこの土の上で走らせたどうか?
っていうと???
多分止まっちゃう、っていうか、あのタイヤの回転数は「活きない」よね??
まあ、それに近いことが言えるのかなと・・・
普段の馬場を1分59秒台で走るペース、高速馬場なら1分57秒で駆け抜けてしまう脚の回転ペースは、洋芝だったり渋り気味の馬場では
オーバーペースなんだろうなと・・・
もちろん騎手もそんなことはわかっているんだろうから、「オーパーペースにならないようには乗る」んだろうけど、果たして馬がそれに従うのか?とか、馬はたとえいうことを聞いたとしても、結果として「いつもの気分よく進められるピッチで脚が遅めの馬に道中ジワジワと差を付けられていたアドバンテージが消えないのか?」ってことが懸念されるわけ。
だから「どうしても脚の遅い馬、スタミナのある馬」との差はつまるんだけど、つい最近までの東京競馬場、阪神競馬場での差が頭から離れず、脚の遅い馬が買えないってことになっているんじゃないのかと・・・
こう思うわけ