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2018/08/05 12:11
レパードステークス
中山ダートと
中山以外のダートは
別物!
と、思った方がいいよ。
1800の時計やラップを同一条件で比較すればわかる。
凄く極端にいうと、中山ダートではスピードよりもパワーアンドスタミナが要求される。
そもそも芝でキレない馬がダートにくる。
とはいっても芝で強い馬がダートでも強いってわけじゃないよ
ここは勘違いしたらあかん
芝馬は、傾向として、
素晴らしいフォームである必要ないのよ。なんていうのかな・・
ダイナミックさはかえって邪魔で
1歩1歩、地面からの抵抗をあんまりうけないんだから、地面を素早く
払うように
走れればいいのよ。
蹴るよりも
払う(祓う?かな。)
首高くてもいいの。せわしなく脚を速く動かせる方が勝っちゃう
ダート強い馬って、割とフォームがダイナミックで、豪快
これ、高速芝だと邪魔なんよね。
で、ここからが重要
同じダートでも
中山と中山以外は全然ちゃうから
ダートは、祓うより蹴る方がいい。
祓う(はらう)ような走りは、力が物理的に後方に飛散する砂の中に逃げて空中に散ってしまう。
加えて、「押し返してくる反作用がないから」後方に流れてしまう。
これにより芝では上手く前方の推進ベクトル〜スピードに変換できていた
祓い(はらい?やっぱり払い?)
が、後方に抜けていくというか、そんな感じ。
バッティングの空振り
サッカーシュートの空振り
って、玉にヒットしないことにより、必要以上にスイング、蹴りの方向に振ってしまって、
バランス狂うでしょ?体も痛める。
だから、芝馬が上位なんじゃなくて、芝しかダメな馬もいる。
ダートしかダメな馬は芝での払うような走りできないから芝はだめ
まあ、概ねこんな感じなんだけど、
もう、文字通り!
砂がパサパサで深いほどに、
いわゆるダート適性は、
上で言ってる意味での力強く地面を捉える走法は、より求められる
それが、中山
そして、ここからが複雑なんだけど、深いダート適性があまりに高いってことは、
力強く
かつ
無類のスタミナ
があるんだけど、反面スピードを求められる要素が低くなる
ってこと。東京ダートなんかは、スタートが芝である上に、直線が長くて砂も軽めになることが多く、
実は多少なりとも
地面をスピードで払っていくことが求められるコース。
あくまで中山と比べて、だよ。
このことを踏まえないと
3歳ダート界の頂点に立つ
ルヴァンスレーヴの力を正当に評価出来ず(パフォーマンスのブレが出るはず)、ダートメンバーの序列把握が出来なくなっちまうよ!