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2018/10/12 08:22
秋華プロローグ 隠せない本物の素質と、見せかけの記録
私はタイム史上主義者ではない。
しかし!
しかしだっ!
ハロン8秒で走れる馬は絶対いないと思ってる。いや、いないと断言出来る。
馬の脚を動かすスピードに限界はあるのは、誰しも疑いはもたないわけで、どれだけ馬場が良くても!
ハロン9秒は切れない!
これは不動の真実だと思った方がいい。もっと正確に言うと、新潟直千の、道中の最高のラップこそが
サラブレッドの出せるマックスだと思っていい。それは、ズバリ
9.6
これがハロンの限界
日本一、いや多分世界一の高速馬場である夏の平坦新潟
9.6は、快速王カルストンライトオが新潟の1000メートルチャンピオンレースでたたき出した最速ラップ
手間がかかるので、1000メートルの全てのレースラップは検証しないが、めぼしいレース、めぼしい馬はくまなく見渡しても
9.6を上回るタイムは
まあ、ないっ!
ひょっとしたら逆に条件クラスの中で、これを計測誤差も込で若干上回る記録があるかもしれないが!
これから語ろうとする、
現実にレースとして施行されるリアルな距離(1000メートル以上)での
サラブレッドのスピード持続能力の限界を語る上では、
どうでもいいことなので!
一旦は
9.6をラップの限界とする。
さて、9.6ないし、当該記録の前後のラップは、一体どれくらい持続できるのか?であるが、
集計プロセスの苦労とか、つまらない話は飛ばして結論っ!
3ハロン継続は無理!
9.6を三つ並べると、
28.8だが、それはないっ!
カルストンライトオが記録した年は、9.6最速を含む
最速3ハロン、ただし、いわゆる上がりではなくて、
200メートルから800メートルのラップで、
29.6
これがサラブレッドの3ハロンの限界ラップだ!
これは是非覚えておいてほしい。日本で最も速さにこだわって調教された馬が、最高の馬場環境、最高のコンディションで、記録したのが
29.6
これ以上は無理!
アイビスサマーダッシュのどの年の、どこのラップを見ても、このタイムを上回るタイムはないっ!
これがプロローグ!
はぁっ?!
と、思うかもしれないが、この続きはなかなか面白いよっ!