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2018/10/12 22:26
秋華賞プロローグその2 隠せない素質
いきなり
ハロン最速の話で戸惑ってる方もいるでしょうが、私の展開をご存知の方ならワクワクしていただいてると思います。
自分でも
「この推論はなかなか!」
と、思ってますよ。
おもろいです。
私の1個前の投稿のエッセンスはこうです。
サラブレッドの3ハロン最高は
30.0
前後。これが最速!
アイビスサマーダッシュの上位記録ばかりでなく、スプリンターズステークスの最速記録上位ベストテンも見ましたが、
一番速い3ハロンが記録されるのは、
2ハロン目から4ハロン目の
600メートル
つまり3ハロン
そして!
実はここがキモ
キモですっ!
そういうレースにおける
スタートの200メートルのラップですが、ご想像のとおり、そういう、
最速600メートルラップを刻むラップは、スタート後
1ハロン
も、サラブレッドの限界ラップが刻まれるであろうことは、誰も異論ないですよね。そういうレースのスタート1ハロンのラップこそっ!
スピードゼロから、200メートルまでの間に450キロから500キロの巨体をトップスピードに乗せるための、最短タイムですよね!?
ここは異論ないですよね?
さて、
アイビスサマーダッシュ
スプリンターズステークス
それぞれの
歴代最速上位5位までの、
つまり
10レース分の
スタート後1ハロン目のラップを
見て見ましょう
アイビスサマーダッシュ
#マークに続くのは2ハロン目ラップ
12.0#9.8
11.8#10.0
11.8#10.0
12.0#10.0
11.9#10.1
スプリンターズステークス
12.0#10.1
11.7#10.1
11.8#10.1
11.6#10.1
12.0#10.4
見ていただいたとおり
最速11.6 1回
次点11.7 1回
三位11.8 3回
四位11.9 1回
五位12.0 4回
こんなんです。これが国内サラブレッドのスタート後1ハロンの最速ラップベストテンです。
11.6#11.7は、その出現回数、競馬の歴史を考えれば計測誤差ないし、抜きん出た稀有なスピードと評価できるわけで、
基本は最多頻度の11.8と12.0の真ん中を取って
11.9
が、国内超トップスプリンターのスタート後1ハロンの限界ラップ
と見ていいでしょうね。
この11.9に続くラップは、ほぼ例外なく
10.1
であることから、それは自明だし!
そして、ここで、ハッキリ申し上げるのは、1ハロン目のラップについて、
そのタイムが
中間疾走ラップにおける
12秒フラット
というごくごく平均的なスピードを意味する数字とは全く意味が異なりっ!
まさにゼロから巨体を動かし始めるプロセスを含むラップであり
12.0
というのは、
中間ラップトップスピード換算でいうと、限りなく
10秒フラットに近い!
ということ!
これを是非覚えておいてほしい。
この下りは今週の秋華賞を占う意味で、とても大きな意味を持つので!