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2018/10/13 10:46
ミッキーチャームのスタートラップの価値
話が見えなくなってる方もいるかもしれませんが、後でまとめを書くので、もう少しお付き合いください。
12.0ないし11.8〜9というスタートラップは、スピードゼロからの立ち上がりの加速期間を含むラップなので、最初のもたつき期間を含んでますから、
スピードに乗り始めてからの瞬間スピードを計測すれば、おそらく
ハロン10秒ペースに匹敵するんでしょう!
これは、過去のスプリント戦で、最高峰決戦のレースラップが
11.8〜12.2に集中していて、次に続くラップが10秒前半になってることを見ても、
中距離王者クラスのスタートラップは
12.7前後で、続くラップは、スプリント路線とのスタートラップの差である0.7秒前後遅い10秒後半であることから、
ほぼ外れてないだろうと!
こういう組み立てなわけですが、
それをラップ単位を
100メートル単位に刻むと
12秒スプリントラップは
7秒、5秒
12.7中距離逃げラップは、
7.3秒、5.4秒
こんな風に考えると、2ハロン目のラップと相当因果関係があることの算数的裏打ちになるかなと。
視覚的にもスタートのもたつきタイムは、こんなもんかなと。
その上でミッキーチャームのスタートをビデオで見ると、なんとなく見えてくるんだよね。ミッキーチャームのスタートラップがスプリントラップなのに、2ハロン目を
11.3に落とせているのがっ!
これね、スピードを落としてるんじゃないのよ。ゲートを出る時の器用さが尋常ではないのっ!
話をわかりやすくするために極端にいうと、
6.4秒、5.6秒
のラップ構成なんだよ。スタートを100メートルに刻んで表現すると。ゲートダッシュがめちゃくちゃ速い!
でも、スタート後にスプリント並に、ウマを行かせてはいないんだよ。速めの中距離ペースでしかないの。
でもゲートダッシュ100メートルがやたら速くて、他の馬が
7秒のところ
6.4秒で
出ちゃうので、続く100メートルは韋駄天加速してないのに、最初の100メートルの貯金で、200メートルラップは韋駄天ラップになるし、
そして、これが重要なんだけど、つづく2ハロン目が、スプリントラップにならず、速め中距離ラップにとどめられてるわけよ。
この馬のこの能力が、どう作用するのか?は、また投稿を改めて書くよ。
とにかくスタートのゲートダッシュ、
ビデオ画像でよくよく見てくださいな。身体が起き上がらずに、パパパパっと、小足を器用に繰り出してスピードに乗る様。あれは、強烈なまでに強い体幹がないとなしえない!!
詳しくはまた後で