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2018/10/20 01:37
富士ステークス〜今度こそファーストインプレッション
マイルという距離の特徴ね
なんて言ったらいいかな
結局、マイルって、気性に僅かに課題があるサラブレッドの舞台なんだよね。
だって良血のディープインパクト、キングカメハメハ産駒買った馬主が
デビュー直後からNHKマイルとか、古馬になったら安田記念を第一目標にはしないよね?
やはりダービー、ジャパンカップ、天皇賞、有馬記念、海外だよね・・
まあ、端的にいえば、
自在に折り合いがつけられて、場合によってはラスト11秒台を切ろうかという目の覚めるような豪脚を繰り出す
そんな馬作りだよね。
さて、マイルだけどさ
トップレース
安田記念とかは、
マイルの限界時計
1310
遅くても
1315くらいかな
スタート一ハロンは、
先週学習したよね?
12.5とすると、
200メートル地点からゴールまでの
1400メートルを
1分18.5〜19.0
これをハロン平均すると
11.3
なんだよね。
こういうラップ構成になると、レース運びのバリエーションって限られてくるよね。つまりさ、
2400とかだとね
2.22.1というレコードって、
11.8平均だからさ
12秒チョイで折り合っていって、ラスト三ハロンで溜めた脚を爆発させて、
11秒そこそこを、三ハロン続けるって馬もいれば、
スタートから一貫したミドルハイの11秒7〜8を刻み続ける馬もいる。
前者はディープインパクト
後者はタップダンスシチーとか、サイレンススズカとか
かな。
でもマイルって、ハロン平均
11.3とかってなると、貯めようがないんだよね。全体速すぎて。
だからレース運びの選択肢が狭まるって、いったわけ。
そして、それは
G1において、典型的なんだけど、
ペースが僅かに落ちるG2、G3で、どうか?というと
結論あまり変わらないのよね。
まだ何言ってるか分からないよね。
簡単にいうとこういうこと
今回の上位って
エアスピネルとか
ペルシアンナイトとか
1.31秒後半で東京競馬場を走り抜ける強豪だよね?
でも、今回、仕上げ度合いや、ペース、背負う斤量から推定して、せいぜい
1.32秒後半だと思うのよ
でさ、たぶん
エアスピネルもペルシアンナイトも着順がどうなるかは、一旦置いておくにしても、たぶん
1分32秒後半はクリアできると思うのね、多分。
要するにさ、求められる勝ち負け水準バーって、表面的には下がるじゃない?
で、こういうときって、
2000メートル戦辺りだと、かなり戦い方というか、レース運びバリエーションが増えるわけ。
何故か?
例えば2000メートルで、秋の府中の天皇賞舞台で
1分57秒前半以内
なんて、格下の馬には出せないよね。
でもさ、例えばトライアルで、有力馬のひと叩きで、決着レベルが
1分59秒台になるなら、
ラスト直線のゴール前の勢い比べ、
つまり仕掛けどころと脚の使いどころ次第のレースに持ち込める余地が出るのよ。もちろん一流馬が、前哨戦からそこそこ仕上げてきたら厳しいけどね。
でも、マイルってさ、
1.31.後半が
1.32.後半になったところで
まあ、そこそこの流れで、その流れの中で前半ゆったり進めてたら、
上がり32秒台必要!
とかになりかねなくて、
スタートから1000メートルまで、60秒そこそこで
上がり32秒台
それができるってことは、割りと緩めの流れに折り合えて、その上で極上の切れ味使えるよね?
となり、じゃあ
2000とか2400の保守本流路線で通用するんじゃないの?
ってことになっちゃうから(笑)
マイル路線にそんな馬いないよね?
となり、結局マイルのチャンピオンクラスの馬が割と順当にくる!
というのが基本戦になるような
例えば、ステルヴィオなんかは、今回出てきたら後方からでも楽に勝てそうなイメージあるから、毎日王冠に駒を進めたよね?もちろん秋の天皇に行くかどうかはわからないよ。
そんな考え方が、まず基礎にあるよ!