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2018/10/25 08:14
ちょっと、オジュウチョウサンについて
私は開成山特別のレース前、
オジュウチョウサンの障害レースにおける、歴史的に見ても抜きん出たラップを評価して楽勝との見解を出していました。
しかし、それは500万下だからです。
久々の平地にいろんな意味での戸惑いも込で楽勝だと思いました。
1000万下は、順調に使えてこそ、何とかなるレベルで、そこからまた順調に1600万下や、オープンで平地に慣れて、溜めて切れるような部分を覚えてくれば、年末は、結果はどうあれ、楽しませてくれるところには到達すると思ってたんです。
が!
現時点では、かなり厳しいよね。
私は超応援派でしたよ。石神とか大障害とか、もう勝負付け終わったところを、なぞっても面白くないじゃん!って思うし、馬主は、とても面白い方だと思ってる。
でも、九十九里を使えなかったこともそうだし、それより順調さを欠いたのが痛いし、もっと踏み込むと、とうとう驚愕の圧勝パフォーマンスのツケ、下降局面に入ったかな?と、思った。
開成山を見てたときに、直線で
あっ!もったまんまで10馬身位離すかな?と、思ったのに3〜4馬身でしょ?
武豊のインタビューも、かなり同調したし、うなづいた。彼は「障害の中山圧勝の上がりラップ見て、驚いた!障害馬では考えられないよね?」と。
私の数ヶ月前の分析見ていただいた方、全く同じこと言いましたよね?私。かなり克明なデータを出した上で。
武豊はこうもいったんですよ。
「だから条件クラスは全然問題ないかな」と。
そこまでは言わなかったけど500万下は大楽勝すると思った、と聞こえたもんです。でも、その後、あれだけのリップサービスに、事欠かないエンターテナーが、有馬記念楽しみです、とか、重賞でも!とは、決して言わなかったですよね?それは鞍上で感じたんですよ。
「有馬はさすがに・・」
と。だって、ディープのときは新馬直後から三冠はいけると思ったっていう騎手ですよ?
私は、ほとんどなんの手応えも感じなかったと思うし、見ていて躍動感が感じられず
この先の生きる道は
スタミナ
だと思う。それも、G1スターホースがいないところで、並のオープン馬が脚を残せないシチュエーション
だから
3600メートルとか
あるいは
2400とか2500を、逃げて逃げて逃げまくって
上がり36〜37秒に持ち込む
そんなレース
11月頭の東京の南武特別
もし、スローペースで、切れる脚を使えるディープインパクトっ子がいると、厳しい戦いを強いられると思う。
ただし、そこで、新境地を見せられるようなら、つまり溜めて切れる脚を見せられるようなら年末に夢は繋がる。
そんなことがもし起こるとしたら、それは、開成山特別のときは、積年の障害の疲れが溜まりに溜まっていて、その反動が九十九里の前に出て、そして、今回の休養でリフレッシュされた。
で、バネが出てきた!
なんてことが見えないところで起きてるとすれば、サプライズ劇場は続くね。