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2018/10/27 23:41
天皇賞秋・全頭検査その三
マカヒキ
デビュー以来のレース全てを見尽くした。いろいろわかった。
超一流の馬
そんなこと俺の言うまでもないけど、凄さは、フィジカルよりも精神力だよ
なぜなら、直線のこの馬の決め手を発揮したシーンを数々見てきたけど、
劇的にフォームが変わるわけじゃないのよ。強い馬、ディープインパクトっ子も例に漏れないけど、GEARが入ると、やっぱりフォーム変わるんだよ。
一番わかりやすいのは、脚をもっともっと前に伸ばそうとするように走るのよ。
これには、柔軟性が必要。それは分かるよね?前脚を高く上げる柔らかさも必要だけど、遠く飛ぶように走るには、背中の柔らかさも必要。
でもね、
何戦もなんても、全部見たけど、この馬、フォームあんまり変わらないんだよね。だからさ、気合いでピッチを保とうとしてるし、根性で脚を伸ばそうとしてるんだよ。劇的な効果はないけど、そもそもの地力があるので、
徐々に徐々に伸びてくる。相手がバテるゴール前でようやく、相対スピード差が顕著になって、一気に伸びてるように見えるけど
ラップは上がってないし、フォームも変わってない!
そういうフィジカルとは別の強さで、ダービー馬になった馬なので、海外遠征でダメージを受けたのは
体力的なものは、一部で
メンタル的な疲れが多かったんだと思う
だから、昨年だって、ボロクソには負けてない!
そして、この走りはヨーロッパでは、きついと思う。やはりヨーロッパの深くて重い芝には体の柔軟さはある程度必要だ。
そして、マカヒキが復活してたとして、どうか?だけど、結論をいえば、厳しいと思う。
武豊をもってしてもね。
もちろん3番手もない
とは、言わない。
でもレイデオロ、スワーヴリチャードには到底適わないね
週半ばに、今回の天皇賞のタイムの見込みを述べて、立ち回り方によっては、一角を崩せるかも?
と、いったが、無理
レイデオロ、スワーヴリチャードの全レースを見たけど、めちゃくちゃ、ハチャメチャに強いっ!
強すぎる。総合力の凄さは、凄いんけど、こいつらの凄さは、道中、序盤だろうが、中盤だろうが、動きたいときに少しだけポジションを上げることが出来てしまう。
ポジションを取りに行っても、かからない。もちろんルメール、デムーロの手話ん込なんだと思うけどね。
話にならないよ。
その上でマカヒキ、武豊がトリッキーなことをしても、対応されるのがオチだし、そして、それより何より
マカヒキにそういう芸当は出来ないと思う。悪い意味でなくて硬い。
とても硬いよ。
馬場はさっきいった走りからすると平坦の方がいいし、硬ければ硬いほどいいし、ハイペースではない方がいいと思う。まあ、はっきり言って注文が結構つく。
ルメールがよくわかってる、というのも、かなり不利な材料だよね。キセキの川田も知ってるし。
まあ、そんなこんなで、
スワーヴリチャード
レイデオロ
を残した分析は終わり
上位2頭の分析はしません
レイデオロについては、2歳の500万下を勝ったときに
ダービー馬になることを確信した馬
紆余曲折あったけど、藤澤厩舎なので、オンオフをハッキリさせ、取るべきところを取るために、ダメに思えるときもあったということかと。
そして、ジャパンカップで確信したのは2400は、長い。シュヴァルグランには負けたけど、王者キタサンブラックは退けたように絶対能力は高いけど、その強さは2000前後で栄えるはず。
それは、ラブリーデイが、2000と2400でまるで別馬だったのと同じく、キングカメハメハは、そういう父だ。
スワーヴリチャードは、ダービーでの直線を見て、今回、何回も何回も見て、アルアインとの決定的な差を感じてしまった。それはもう、凄い差だ。詰めようがないと思う。
そして大阪杯では、その差は微塵も詰まってないことがわかった。苦手な右回りで、かつ、道中で、あんな、大マクリを打たれて(笑)
実質五馬身差はあるでしょ?
レイデオロ、スワーヴリチャードの一騎打ちだよ。どうしようもないくらい強いと思うね。