天皇賞は、ノーカウント

う〜ん

負け惜しみでもなんでもないよ

元々、そんな妙味を感じてたわけではないし。

つまり、レイデオロ、スワーヴリチャードでめちゃくちゃ硬いと思ってたけど、その思い入れ度合いは世の中の競馬ファンと、そう大きくズレてないし、まあ、そんな勝負するもんでもないかな？と、思ってた。

だから、そんな買ってないけど。。。

それでも、なお！
言わせてもらうと、

デムーロ、
厩舎関係者は、あまりに不憫でしょ

武豊なのか、馬のトレーナーなのかは、分からんが、ペナルティものでしょ。

まあ、どちらかと言うと武豊の罪は重いと思うけどね。

あれは、ひどい！
あれがなんの罰則規定もないなら、競馬ファンは今後、安心して馬券なんか、買えないよ。

めちゃくちゃ酷い。

「あんなことがなくても、スワーヴリチャードのあのラストの脚、反応ではなかったよ」

と言う方がいるけど

とんでもないよ。

そういう人は競馬のスタートの位置取りの重要性を全くわかってないから、ほぼ負け続けてる人の考え方だと確信してる。

スタートは、ポジション確保と共に、道中のペースを決定づけるスイッチ。

位置取りで、5馬身超のビハインドを背負ったということは、内々で前にポジションを上げられない以上、勝負どころで、そよ距離のビハインドを背負ったということ。これで、終わりたよ。

どんな条件、距離であれ、スタート時点の、位置を取ろう！という瞬間に、隣からぶつけられたら、ジ・エンド！

なんにもないよ

「そんなのいくらでも挽回可能だよ！」というなかれ。あまりにもお気楽。レースが、わかってない。

それが可能なケースは皆無ではないよ。めちゃくちゃ力が抜きん出てるとき。
例えば、将来のG1馬が、デビューしたばかりの頃の2戦目で、５００万条件レースで、周りが将来の条件馬だらけのような場合とかね。

該当レースに、ピンからキリまで、玉石混交のケース。まわりが石ばかり！

今日みたいな
もう選別、選抜が終わってる
古馬のG1レースで、
皆かなり強くて

第一コーナーまでのアプローチが難しいとされている府中の２０００で、あんなことになったら、終わりだって！！

ファンの中にはデムーロやる気ない！
とか、無茶なことを言う人がいるけど、

勝てないどころか、馬券圏内さえも、
もう絶望的なスタートの不利を受けた後で、5着、6着あたりを遮二無二狙うために、ジャパンカップやら有馬記念への布石を度外視した、

先行集団に追いつくパフォーマンス

を披露せなあかんの？

というと、オレは違うと思う。

大金をスワーヴリチャードに張ってた人の悲しみの深さは理解するし、同情する。でもその怒りの矛先は武豊であるべきで、あそこからデムーロに、３着以内を求めるのは、かなり無理があるよ。

我々が声をあげるべきは、あの武豊のスタート、厩舎へのペナルティのことだよ。ああいうことが起きずに、安心して賭けられる環境整備！

あれを無罪放免とするなら、多分また起きる。やっても問題にならない行為が、ある特定馬の不利益になりうるなら、それらが故意に行われる温床になる。
当たり前だよ。そういうもんだよ。

でもそれをそうしてしまったら、死人、怪我人は出るし、ファンは金なんか賭ける気になれないよね。毎回そういう故意の可能性を気にしなくてはならない。

今日のあれが、そうだとは、言わない。つまり故意だとは言わない。ただし、あれは、故意だろうが過失だろうが、厳罰に処すべき。

恐らく、あのタックル一発で！
僅か数秒で！

数百億円が紙屑になったはず。

それはあってはならない。ファンのためというより、競馬存続のためには、毅然とした対応が必要だ。

デムーロの無気力とか、そんな非難は的外れもいいとこだ。彼の判断は極めて正常だ。あの状況から五着以内は至難の業だ。

今後、億円単位の稼ぎがかかっているスワーヴリチャードのキズ、疲れを最小限にとどめるために無理をしなかったと言う行為は、これは正当化されないと不憫だ。

追って追って、追いまくれば

３着はあった！

というなら、いろいろ波紋を呼ぶかもしれないが、今日のタックルは、それは無理っ！絶対無理。

ま、スワーヴリチャードの力は、そういう意味では過小評価されるだろうね。

あの程度の不利で、この着順では、そもそも通用しない・・

みたいな言われ方

それは、ちゃうよ
全然

おれの予想も、そういう意味ではきついよね。ど外しした！とは、思ってないから。