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2018/11/09 20:05
続ステイゴールド〜牡馬牝馬の違い
極端に偏った見解にならないようにG3も見てみようか?もしG2は、イマイチでもG3勝ちまくってる!ってなデータだと、我田引水な分析になるからね(笑)
2000メートル以上勝ち馬は
2006年マーメイドステークス
49キロハンデの
ソリッドプラチナム
2007年、2008年
福島記念、新潟記念
51#52キロハンデの
アルコセニョーラ
2009年マーメイドステークス
53キロハンデの
コスモプラチナ
これだけ・・
長いところ得意!っていう看板を掲げていいかどうかは、疑問だよね(笑)
距離も2200にすら足りないし、軽ハンデに寄ってるし、それを割り引いたって、
これだけの年数が、経過してる(種牡馬歴10年以上)中、
たった3回で(3年に1回)、
それもG3でしかなくて、
それもローカルか、シーズンオフ六月の超軽量ハンデ
とてもとても
オルフェーヴル
ゴールドシップ
ナカヤマフェスタ
フェノーメノ
レインボーライン
ドリームジャーニー
からイメージされるような中長距離における破壊力満点のスタミナを想起するのには無理があるでしょ?
もちろん、個体ごとに何が起きるかはわからないけどね、
「ステイゴールドの中長距離適性と成長力に賭ける!」
というマスコミの論調をどう受け止めるか?って意味では、血統に関する独自の集計とかアプローチは有用だと思ってますよ。
今回で言えば
アドマイヤリード
クロコスミア
ワンブレスアウェイ
コルコバード
と、4頭いて、
アドマイヤリードは、G1の勲章と相まって、夢よもう一度的な見解や予想が一定出るだろうし、クロコスミアは昨年の2着から普通に人気になるだろうし、コルコバードは、この2200のためにこだわった臨戦過程と、そこでの結果からかなり人気になるだろう。
そして、それらの人気の下支えになるのは、どこまでいっても
ステイゴールドブランド
牡馬込のこの血統の中長距離でのスタミナと、バテない脚
その期待が乗って、人気になるだろうね。
でも、このエリザベス女王杯においては、そんなスタミナ満点さは、多分要求されない。むしろ継続的にいいスピードを維持できるフィジカルだったり、それを発揮してもなお、ラストにキレる脚だったり、のはず。
牡馬の2400、2500とか、3000超とかで、バテあい、凌ぎあいにはそもそもなりにくいのが牝馬限定レース。
何故って、牡馬のように鍛えて鍛えて、先天的な素質を超えた鍛錬の賜物の勝負!には、なりにくいから。
牡馬は、勲章を得ないと種牡馬なんかにはなれないかけど、牝馬は、血統さえ良ければ、引退後にもっと大切な繁殖生活が待ってるから。
勢い、緩やかな穏やかな流れからの素質勝負、切れ味勝負なので、
ステイゴールドの牡馬が身につけるような鍛え抜いてのタフさは、そうそう身につかないし、レースがそういう流れにもなりにくい
と、私は思ってる。
とはいっても、まだクロコスミアも、コルコバードも3着候補としては残してるけど、ステイゴールドの子供だからこそ!という血統面での上積みは、全く見るつもりはないです!