4046件のひとこと日記があります。
2018/11/18 07:12
マイルG1が紛れにくいと思う理由
かつての結果を全て検証できてるわけではなく、これは理論的推定。
昨晩と同じようなこと言うかもしれないけど、マイルG1は、弱い馬は上位に来ることが難しい。
これは2つの縛りがあるから
まず、抑えてほしいことは、サラブレッドの能力ってのは、単なるスピード比較にならないから。
日本最速ラップら、
ハロン9.6
カルストンライトオ
3ハロンの最速ラップはたぶん
29.8
これもカルストンライトオの出ていた
直千の中間の3ハロンラップ
平均9.9強かな?
1000メートルだと
53.7で、スタート12.0引いてハロンラップ弾き出すと
平均10.5
1200は、アグネスワールド
1.06.5
スタート12秒引いて
平均10.9
さあ並べよう
200
9.6
600
9.9
800
10.5
1000
10.9
で、マイルが、つまり200引いて
1400が、昨晩言ったけど
11.3
それから競馬界の最高権威
2400が2.22.0程度だから、
12秒スタート分引いて2200
メートル分の11ハロンで割ると
国内最高水準のサラブレッドに求められるスピード持続能力が出てくる。
2.22.0マイナス12秒
2分10秒
11ハロンで割ると
11.8
ダービーレコード、ジャパンカップレコードは、このラップ水準
マイルに引き直すと
1.35.0
1200に引き直すと
1.11.0
そんな平凡なスピードなのよ。平均ラップベースにすると。
でも、そんな凡庸に見えるハロン平均ラップは、その長さが伸びれば伸びるほど、難しくなる。
当たり前に見えるけど、それを敢えて言うのは、なぜなのか?
というと、日本のような超高速馬場において、しかもスローペース症候群が重なると、そういう一般セオリーが崩れることがあるからだ。
例えばエイシンフラッシュの勝ったダービーや、レイデオロの勝ったダービーのラップを見てくれれば、わかるんだけど、ただでさえ高速馬場で、スタミナ消費が抑えられて、普段よりも、
弱い馬でもスピード維持が簡単な日に、序盤、中盤で、
13秒ラップ連発
という様相を呈すると、前は楽だし、馬群は、バラけなないから、内々の、中団の有力馬は、脚があるのに、最後の最後まで動くに動けない!
ってことが起こるわけよ。一方、前に行く奴やら、運良く、中団が糞詰まりでごった返してる中、スイスイ外を通っていく奴らが上位を占めちまう。
これが、長めの距離だと、起きる。
一時期は岩田みたいに、そういう時でも馬群をこじ開けてくるようなファイティングスタイル騎乗が、関係者から歓迎されていた時期もあったけど、不幸な結果に繋がった落馬事故なども重なり、いつしか、そういうラフプレーも減っていき、有力馬で、スローペースで拙い騎乗をすれば、馬群に沈むのが日常茶飯事になってきた。
で!
ここからが今日のポイントなんだけど、
短距離系ってのはスローペースになりにくい。というのは、短距離路線ってのは、そもそも
賞金も高く保守本流中距離路線、ダービーに繋がる中距離路線を目指して高い金でサラブレッドを買ったものの、、、
折り合いに難があるから、つまりスピードを抑え難いから、やむにやまれず下野してくる路線
だからどうしてもスローペースにはなり難いのである!
続きはトイレ行ってからね(笑)