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2018/11/24 08:59
続・2400メートル上位タイム
前の投稿で掲示した2400メートルの第4位〜第7位の京都競馬場でマークされた2分22秒台後半のタイムの価値についてだ。
2013、2014年と、そう遠くない前に記録されたトウシンモンステラ、ヒットザターゲットという馬の記録と、メジロマックイーンの記録は明らかに価値が違うだろう。まずは、5〜6年前?からの10月の京都の高速化は顕著すぎる。
その前とその後の違いで、メジロマックイーンの記録の方が圧倒的に上でタイム差を遥かに越える価値ある。59キロを背負って、直線に入るとき持ったまんまで、次走ジャパンカップを制したレガシーワールドを三馬身ぶっちぎったわけで、2.22.7とはいっても、メジロマックイーンとて、次に狙っていたジャパンカップの試走(故障で出れず、実はこれがラストラン)であったことを踏まえれば、アルカセットや、オグリキャップクラスの時計と見てよかろう。
サンエムエックスのラップ構成はかなり異質で、これはこれで着差を考えれば価値はあろう。このタイムとして。
トウシンモンステラ、ヒットザターゲットは、かなり前半を控えて、高速化した京都の最後下り坂を利用した、その時代の環境がを利用した部分が大きいと思われることからプラス1秒近い価値補正は必要に思う。23秒後半だろうか?
そうすると
メジロマックイーンを
2.22秒前半に位置づけ、サンエムエックスを例外として、第5位〜第7位をプラス1秒して、押しのけると
2.22.4以内、22秒前半
1.11.7
1.10.7
ってところが、2400の超一流馬のラップってことになるんだろうなと。
これを差しに回って差すなら
1.12.7
1.09.7
って、ところだろうか?
さて、ヒットザターゲットより下を見て行こう!
【 第7位タイ】
2018年(今年の春の東京)
ウインテンダネス
2.22.9
1.13.7#1.09.2
12.0
【 第7位タイ】
2018年(今年の春の東京)
ムイトオブリガード
パリンジェネシス同着
2.22.9
1.11.4#1.10.5
1.10.8#1.11.1
共に11.9
【 第10位以下タイムは下記】
2.23.0京都スマートレイアー(G2)
2.23.1東京ジェンティルドンナ(JC)
2.23.1東京エピファネイア(JC)
2.23.2東京ベタールースンアップ(JC)
2.23.2東京ドゥラメンテ(ダービー)
2.23.3東京キングカメハメハ(ダービー)
2.23.3東京ディープインパクト(ダービー)
2.23.4京都ダディズドリーム(1600万)
2.23.4京都メイショウカンパク(G2)
10位以下を見て、改めてわかるのは、ここ7〜8年の京都の芝2400のタイムは鵜呑みにすべきでないということ。行われた時期が一致する上にレース条件も低めだし、馬の名前も「何それ?」って力だし、2着を突き放してるわけでもない。その後の活躍もないことから、前記したように1秒加算する位が等身大。
一方、トップ3(プラス、メジロマックイーン)に名を連ねた綺羅星のような超スターホースと、
東京に限定した11位以下のいずれもダービーかジャパンカップでの、これまたウルトラスターホースの23秒そこそこよ記録にはさまれた
今年の春の
ウインテンダネス
ムイトオブリガード
の2.22.9
をどう位置づけるか?
他の距離での快時計を見るにつけ、補正が、必要なのは、疑いはないものの、この距離のこのタイムをどこまで補正評価するのか?ただし、少なくともウインテンダネスについて言えることは、そのラップの特異性。
一般的に高速馬場の特長としては、スタートから淡々と淀みなく飛ばした際に、容易には失速しないということで、快時計が出るのだが、この馬は序盤抑え気味で走り、残り1200でスパートしてるので、高速馬場の恩恵は限定的だと思う。
またビデオを見て思うのはラスト抑え気味だったので、もっと時計は縮まるだろうということ。プラス材料
あとは恵まれた斤量54キロ
デカいこの馬にどれだけの恩恵があったのか?この辺りはマイナス材料
さあ、どうかね?