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2018/11/25 04:19
ビデオを見まくった。その2
秋華賞
あ、やはり負けたな。
ミッキーチャーム強えなあ〜
と4コーナー手前で確信した。絶対に差せないと思ったけど、逆に道中も、直線前も
まったく慌てていないルメールを見て、「凄いジョッキーだなあ〜」と、思った。
技術とか、腹が座ってるとか、そんなんじゃなくて、こういう三冠がかかった局面において、馬を出していって、早目にミッキーチャームを捕まえに行く競馬ができるのに!
確実にジャパンカップへの
道中リズム
疲れ残り
を計算して乗っていたし、万一ここを取りこぼしてもやむなしと思っていたかもしれないし、
一方、それでも交わせるという自信があったのかもしれないし、
あるいは!
単にミッキーチャームがあんなに強いとは思ってなかったのかもしれない(笑)!
いずれにしてもアーモンドアイは、最高の形で勝った。
私は、肉体的、心肺的な長めの距離への懸念は、その時点では全く消えてなくて、オークスのことが頭にあったし、硬くなってる可能性はまだ感じてた。
ただし、このルメールの冷静な乗り方、厩舎の次を見据えた馬の育てかたを見て、「天才マイラー、長くて2000メートル寄りの天才中距離馬」としての類い稀なスピードと切れ味をもってすれば、あと400は、その素質のレベルの高さでカバーできるかな?
と、漠然と思っていた。
で、先週から検討に入った。
アーモンドアイ本命は揺るがないかな、という気持ちが強めだったことから、それだと「ネガティヴ情報が見えなくなるし、冷静な判断ができなくなる」と思って、敢えて思い切って
アーモンドアイを馬券から外せないか?と強く思って、そっちの方向に舵を切った。それは読んでいてお分かりになったと思う。
そして、達したのは
オークスでの能力だけ出せればギリギリ勝ち馬候補の1頭にはなれる!
程度の確信は得た。ただし、それは緩めのペースであれば可能性は高まるが、流れが速くなるとスタミナ的にどうか?という懸念があった。
今回、前前でアーモンドアイを困らせようとする相手は、
春に淀みない先行で2400の快時計
2.22.9を叩き出した
ウインテンダネス内田
どちゃどちゃの菊を制したスタミナ満点で、この秋、その力を取り戻した
キセキの川田!
オークスでリリーノーブルでアーモンドアイを苦しめ、秋華ではミッキーチャームでアーモンドアイを苦しめた
川田!
がいるわけで。
キセキの中竹厩舎は、オークスでは、ランドネで引っ張って、アーモンドアイに早目に脚を使わせて、後方からサトノワルキューレの
「差し場」を作らせようとしたわけだが(当時は角居厩舎だと思う)
見事に失敗する。
このときの厩務員が、今回のキセキによる打倒アーモンドアイについて、このようなコメントをしてる。
「ランドネで、レース引っ張ったからアーモンドアイの強さは分かってるつもり。あの時の着差踏まえれば、キセキで五馬身差を直線で保ってればいけるはず。ランドネとキセキでは、まるで馬が違う」
言いたいことは、わかる。ランドネとキセキは、まるで馬が違う。でも、競馬は、直線までの距離での、死力を尽くして走る競技ではないので、いくらキセキがランドネより数段上でも、直線で2秒も3秒も負けはしない。
ランドネはアーモンドアイに、直線だけで1秒分後ろから、ラスト2秒離されたわけで、
3秒もの次元の違う脚を使われている。
じゃあランドネとキセキってのは、そんなに違うか?っていうと、そんな差はない。
それくらいアーモンドアイは恐ろしい強さなのだ。
まあ、そこは、置いておいて!
キセキが強いとか弱いとかじゃなくて、陣営やら川田の思惑として、
ペースは、速めに流していくことは、間違いないということ!
これがいいたかった。
それでアーモンドアイには逆風を感じたわけだ。
次に続く。