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2018/12/23 08:52
枠番だけの評価
どの馬がどういうポジション取れるか?どの程度の強さだから、周りがどうケアするか?
そういう個体レベルの固有名詞の話抜きに枠番有利不利を単純に語るべきではないけど、概ねの方向は把握しよう!
先ず、小回りで、一周目スタンド前に急坂もあり、ハイペースにはなりにくい。逃げ脚、スタミナに絶対の自信ない限り、大人しめのペースになる。
これが、例年標準
でも、今年は違うと思った方がいい。
ひとつには、競馬界の第一人者、武豊が、レイデオロや、キセキより、遥かに注目を浴びるスターホースに乗ってるから。オジュウチョウサンで控えての「差し」は絶対にない。
通用するとか、しないとか、それは横に置いておくが、ありとあらゆる機会で競馬ファンの期待に応えてきたスーパーマンであり、天才であり、生まれついての千両役者!
私自身、オジュウチョウサンのよもや?も否定できないが、それより先ず展開でいえば、果敢に前は取りに行く。
ペース問わずに逃げに拘るという無謀はないけど、前々わ間違いない。切れる馬ではないだろうし、日本中が、
障害出身なんだからスタミナを活かして!と、願っているのに、それに逆らうようなことをする人ではない。
それが、決定的に川田あたりと違うところ。唯我独尊の人ではなく、周りの声に応えながら周りに愛され、尊敬されて行く人なので。
逃げも含めた前々。少なくともマクリの打てる位置取りは必ずし確保。
そして福永クリンチャー。この馬の過去の好走パターンから、出遅れない限りスっといい位置を取る。福永はスタートセンスは、今や日本人騎手なら武豊に次ぐ存在。ここが藤岡あたりとは二枚も三枚も違うし、この男には「川田ごときが、まだまだ 」という気持ちが強い。それは武豊とて同じ。武豊、福永の隔たりも過去は相当大きかったが福永の精進と武豊の加齢で、そこはかなり埋まったが、川田などまだまだ。
ここは絶好の一番、二番に国内のナンバーワン、ツーが入ってしまったのは、川田の運のつき。まして、最も外が不利で、最も全員が勝ち負けに拘る年の掉尾のレースで、
そして、競馬界で最も厳しい距離の国内ナンバーワン決定戦で、国内最強のアーモンドアイに果敢に世界レコードペースで死力を尽くしてしまった次戦!
4戦目、冬・・
まあ、買えないよね(笑)
武豊、福永だけじゃない。
三番枠には川田のことが大嫌いなミルコ・デムーロのモズカッチャン。レース中の有名ないさかいは有名だし、武豊の開催する新年会で、ミルコが「川田だけには騎手会長になってほしくない」と発言してたのは有名な話。ミルコも武豊、福永を前に行かせつつ、内には進路を取らず、外目に張るように馬を出して行くだろう。
4番マカヒキ岩田も、川田とは潜在能力レベルで月とスッポン位、上位の天才。5番、6番は、外人名手のパフォーマプロミスのクリスチャン・デムーロと、サトノダイヤモンドのアブドゥラ。
サトノダイヤモンドは、先行策からキタサンブラックを串刺しにして勝った馬。がっちり好位を取りに行こう。
これだけ内がそれなりの強さで、名手が揃っていて、さらに10番に策士横山、12番にド本命レイデオロが内で虎視眈々と少しでもいい位置を狙う中、キセキは、どこに収めるのか?中途半端な出し方をしようものなら、あっという間に不利な外目の後方にすらなりかねないのだ!