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2019/01/19 10:35
薄っぺらな経験では到達できない領域
馬柱の情報や
血統、データ類
仕上げ情報だけでは到底、到達できないことはあるんです。
例えば、中山5レースの対象距離であるマイルですが、
このマイルという距離について、皆さんどこまで、ご存知か?
サラブレッドとしての限界タイム、そこから導き出される成人前の若駒の限界タイム。
例えばサラブレッドの限界は世界的に見て
1310
程度なんですが、これはおそらく全世界で最も馬場のいい9月の中山芝でマークされたレオアクティブの
1307
がベースになってます。
続くマイル日本一と言われた馬たちが東京で出した
1313
レオとの潜在能力比較してレオが上回ってるわけないし、中山芝9月をイレギュラー異常値とみて、世界基準に引き直すと
1310
これが限界なんですわ
で、鍛え抜いた古馬ですからね
3歳春のナンバーワン決定戦時期だと、
ダノンシャンティを思い出していただいて
1315
あのときの上位馬は、皆強烈なダメージ受けて、その後勝てなくなっちゃいましたよね?出しちゃいけない時計
松国さん
日本で最もスパルタで鍛え上げる人ですからね。そういう意味で、今、日本のホースマンは、3歳の夏前のNHKマイルの時期に作っていい身体、出していい時計は
1320
あたりを限界に置いてると思う
マイルについては、まずこういう知見がないと、今日の中山1600未勝利を正確には予想できないんよっ!
1320が、夏休みのオーバーホールに入る前の、その時点のめいっぱいの仕上げだよね。ということは、そのNHK前の3月下旬の暖かくなってくる時期から5月前までは、もう少し仕上げは緩いわけですよ。もちろんレースでの発揮能力も
ふまえると、国内3歳ナンバーワンレベルの馬のトライアル時期の時計は
どんなに速くても
132秒台後半
それが桜花賞で快速メジャーエンブレムを封じたジュエラー、シンハライトがチューリップで記録した
132秒後半であり
同レースで圧倒的一番人気で、桜花賞では4着に沈むもNHKマイルで快勝した
メジャーエンブレム
がクイーンカップで記録した
132秒そこそこ
それらが歴史上も限界。
それが曲がりなりにも年が明けてトライアルの頃の時計
そして、それらの馬の暖かかなら前の
冬
寒い上に春に高校高学年、大学になる頃の数カ月前、人で言えば、一年は若い身体がぐんぐん成長しきる前の段階
1340切ってきたら
化け物
ないし、
仕上げすぎ
のどちらかだよ
成長前で身体に負担かけちゃいけないってこともあるけど、まだ余力を持って走れる筋力ない時期に速い時計で走らせるってことは、行き癖をつけちゃうことになる。
だから、どう考えても
33秒台なんてありえない
あっても
ダノンプレミアムのような
三冠馬の可能性を語られる位の器
実際ステルヴィオ
ダノンプレミアムに子供扱いされたステルヴィオは、辛うじて
134秒割るくらいで
翌年3歳にして
古馬を蹴散らして
マイル日本一だからね
2歳の暮れや
3歳早々1月あたりの
冬
1340出してたら
世代チャンピオンマイラー路線に乗れる器ってことよ。
そういうことがわかってるかどうか?
で、予想の仕方はまるで違うからね