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2019/03/31 13:47

ディープインパクトの子供

これまでにも何度か書いてきたかもしれないが、

ディープインパクトの子供達が、クラシック戦線に初めて登場したのは、
2011年の春だが、そこから、昨年の春シーズンを含めて、クラシックを席巻する機会は8回あったわけだが、

春のクラシック制覇回数は

桜花賞 4
皐月賞 2
オークス 3
ダービー 4

勝てなかったときの2着確保や、勝ち馬に次いでの2着占有も含めると、軽く五割を超える!

種牡馬が数百頭もいる中、8年間の春のクラシックレース32レースで、

3勝でもしてれば、相当秀逸な成績なのに、12勝ってのは異常事態である。

そしてここからがとても大切なんだけど、我々に深く深く刻み込まれたディープインパクト一人勝ち!

という印象は「古馬戦線でもそのまんまディープインパクトっ子が強いのだ!」となるのが当然なのだが、実はこれが

2歳、3歳の勢力図をそのまんま当てはめると過大評価になってる可能性が極めて高いのである。

ディープインパクトっ子が早熟というつもりはない。というより、サラブレッド関係者の最大目標は、クラシック制覇、ダービー制覇と言っても良いことから、早熟のわけがないのである。

しかしながら、こと、古馬戦線のビッグレースを制する馬を晩成と位置づけるのであれば、そこを基準にディープインパクトっ子の成長力を語るのであれば、

あまりにも急激な2歳、3歳の抜きん出た成長スピードに比較すると、3歳の秋以降急激に、そよ成長スピードが鈍ると言っていい。

実際にディープインパクトっ子の古馬のG1勝ち数を数えれば、そのことは1目瞭然だ。

そして、その傾向は、男馬の中距離戦線において、如実に現れる!


ディープインパクト古馬G1勝ち数
〜男馬の2000m以上(国内)

スピルバーグの秋の天皇賞のみ!

すごくない?
もちろんマカヒキキズナサトノダイヤモンドといったダービー馬達が、凱旋門を目指してフランスに行ってしまったことも一定、古馬、中距離G1男馬の活躍の少なさの原因ではあろうけれども、

そんな層の薄い連中ではないし、フランスから帰ってきたマカヒキサトノダイヤモンドキズナたちさえ古馬戦線で主役になり切れなかった。

サトノダイヤモンドの有馬記念制覇、3歳の暮れの成長中の勢いで制覇したもので、古馬になってからではない。

牝だけど、古馬中距離G1で主役を張ったジェンティルドンナがオルフェをジャパンカップで下したのも彼女が3歳のときだった。

一方、キングカメハメハから派生する子孫、トニービンから派生する子孫(共にサンデーサイレンスと混じりあったハーツクライなど含む)たちは、

古馬中距離レースの高速レコード決着になると、ことごとく顔を覗かせる。

昨年の脅威のジャパンカップレコードのワンツーは、共にキングカメハメハの子孫(キセキにはトニービン)

アーモンド、キセキのその脅威のレコードに破られるまでのレコードは、

アルカセットキングマンボ
2着ハーツクライトニービン

東京2000の不滅の1.56.1
は、トーセンジョーダンで、
トニービン

ダービーレコードだってディープインパクトのレコードの前年に、キングカメハメハとて同一のレコードを記録してるし、今のダービーレコードホルダーのドゥラメンテは、キングカメハメハの子孫

ことほど左様に、我々がクラシックで受けてしまう印象以上に

ディープインパクト
キングカメハメハハーツクライ

の古馬中距離戦線での差は縮まってるのだ

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