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2019/10/27 09:41

秋の天皇賞〜速い時計の出るラップ構成

前回までを、じっくり深く読んでないと、私が言いたいことは絶対に理解できないだろうし、普段ご自身のやってる浅めの予想の問題もわからないと思うので、じっくり読んで下さい。

私はタイム論者ではないですか、タイムは非常に競馬、馬券を検討する上で重要な要素です。

速い馬が勝つとか強いってことは言ってません。ただし、速い方が有利な日や展開はある。

でも、遅いほうが有利というこには、あまりならない。

早くてもだめ、速いペースで行き過ぎると、むしろだめ

ということは言えても

遅いこいつが有利になる

というのは、まあ、あまりない

あくまで、速く行き過ぎるとヤツの不利で、その結果、相対的に

ゆっくり、じっくり進めるやつ
必ずしも持ち時計がないやつが

浮上する

ってだけで、遅いから有利になるわけではない。

ってこと

そういうことを踏まえた上で割と重要なこと書くよ

これは私が陸上競技のランナーだったこともあって、一般人より詳しい領域であるし、中央競馬の馬の運動生理学を研究している研究機関も同じこと書いてたから間違いないことなんだけど、

レコードを出す、というか、全体タイムの最速化には、基本的には

ほぼ等速

ラストラップが、緩やかに落ち込んでいくペース配分がベスト!

ということ。

2000メートルに話を絞るよっ!
今日は、2000だからね!

東京2000のレコードでもあって、日本のレコードでもある天皇賞秋のトーセンジョーダンのレコードは、

1.56.1

でしょ?
116.1

10ハロンだから、
ハロンラップ平均が

11.6

で、途中で脱線ね

競馬のスタートについて。これね、スピードゼロからのラップだから中間ラップと取り違えないでね。これは直線1000のレコードレース見まくっても

11.8あたりがベスト

そのあと9秒台連発しているのに、スタートは、これが限界。でも、そのスタートラップを踏んだ逃げ馬は必ずしも勝ってないからね。

つまり!
中距離でラストを伸ばすためのラップであるなら、スタートダッシュ

12秒を切る

なんて、ありえないってこと

それは、もつアトサキのない直線1000だからこその遮二無二のものであり、

中距離ということなら
12.5程度、

どんなに早めでも

12.2〜3ってことだよね

ということで、

1.56.1

を分解してみるよ。
116.1から
スタート12.3引いて

103.8

スタート後の9ハロンのタイム

これを等速にすると

11.53

レコードのセオリーが、ほぼ等速で、ラスト少し落ち込むのがベストとすると、、、

スタート
12.3

1000メートル通過は、
12.3
プラス
11.5の4ハロン分で

58.3

そこから更に
11.5
11.5

で直線手前に向かい、残り600メートルで、1400通過

1.21.3

で、上がり3ハロン

34.8

くらい。ラストは12秒切るか、切らないか?

これがベスト配分なわけよ

これはねすごく重要なこと

トーセンジョーダンは、おそらくそんな感じの道中だったわけ

トーセンジョーダンは勝ち負けできるとは思ってなかったと思うし、道中は物凄いペースについていけなかったはず

当時はシルポートの玉砕自殺ペースにダービー馬エイシンフラッシュのルメールが深追いして、それにブエナビスタも行っちまって、

超有力馬が
上述の2千メートルベストペース配分の目安になる

58.3を大幅に上回っちゃったわけよ!

シルポート

56.4

だからね(笑)

エイシンフラッシュは57前半は間違いないよ。ブエナビスタも!

そりゃあ、バテるよ(笑)
まあ、それでもブエナビスタ

1.56.4

エイシンフラッシュ

1.56.8

なんだけどね。

等速ベストペース配分位置は

後ろのついていけない馬たちに自分達で演出しちゃったわけよっ!!

ここ、結構重要な観点だからね!
どんなに高速馬場で、

バテない!スピード落ちない!

といっても、そこにはベストペース配分っていう守るべきセオリーがあるってこと。飛ばしゃ、いいわけじゃないのよっ!

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