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2019/11/20 01:36
ディープ産駒、古馬としてのG1勝ち
ディープインパクト産駒の
3歳馬のG1勝数と、
古馬のG1勝数の比率は
1 対 0.8
で、これはレース機会数比率の
1 対 2
に比べると、いかに3歳に至るまでのディープの成長力が驚異的なもので、それがかえって、古馬になってからの伸びが鈍ったように見えるか?と述べたが、他のスーパー種牡馬を見てみようか。
例えばキングカメハメハ
3歳、古馬の芝G1勝数は、ディープインパクトより種牡馬経験年数は、僅かではあっても「長い」のに、、、
17勝(ダートや2歳含めると20勝)
これはディープの50勝(総数61)
のたった3分の1に過ぎない。
ただし!
3歳G1数と古馬のG1数比率は、
5勝 対 12勝
3歳の5勝には、ローズキングダムの2着からの繰り上がり(ブエナビスタの斜行失格)
があり、あれは、不利なくてもブエナビスタに勝っていたかは、相当微妙なので、実質は
4勝 対 12勝
比率は古馬のG1勝数が、3歳のそれの
3倍!
だっ!
同じく
上位実績サイアーの
ハーツクライ
ステイゴールド
を検証してみると、、、
ハーツクライの3歳〜古馬のG1総数は
11勝で、内訳は
3歳G1勝数 2勝
古馬G1勝数 9勝
で、比率はなんと、4.5倍
レース数比率の倍の「倍」
ディープと逆に晩成型と言えよう
ただし、種牡馬歴がやはりディープより長いのに、総数は
5分の1にとどまっているところに、ディープのことを早熟と片付けられない凄みがわかると思う
ステイゴールドの3歳〜古馬のG1総数は(オジュウチョウサンの障害G1勝数はカウントしてない)
22勝で、内訳は
3歳G1勝数 7勝
古馬G1勝数 15勝
ほぼ倍だ。
レース比率に概ね準じている。
キングカメハメハ
ハーツクライ
ステイゴールド
というビッグネームたちの
3歳 対 古馬のG1勝数比率は
3倍、5倍、2倍
と、何れもレース数比率を古馬のG1構成比率が
下回らないどころか、むしろ上
なのに、ディープは
0.8倍!でしかなく、
しかも、更に我々の感じる
ギャップ
(古馬になっての、もっともっと走っていいのに!という期待に対する実績)
は、実はこれから示す
牡馬においてっ!
更に強烈に激しい!
ということがわかる!