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2019/11/20 07:58
ディープ産駒〜古馬はなぜ牝馬?
過去のデータで何かを実証したとは思ってないが、
しかしっ!
ディープインパクトが、父として
3歳クラシック戦線での破格の強さを誇りながらも、
古馬になってからイマイチ感が拭えないのは、自分自身が凱旋門賞でもパッとしなかったように、子供たち、「特に息子たち」も2400メートル前後の古馬チャンピオンシップでは、イマイチ
なのである。
ただし、2歳、3歳のG1勝ち数も合わせた、距離も問わない総G1数を見れば、他のビッグスリー、つまりステイゴールド、ハーツクライ、キングカメハメハと比べれば、
しかも種牡馬としての年数を加味すれば、
破格、ダントツのトップ
であり、早熟馬では到底勝つことのできないダービーを
わずか10年足らずで4つも勝っており、何もかもがぶっちぎり
これは忘れないでほしい。ただし、3歳春のクラシックでのその勢いを見れば
凱旋門賞に旅立ってしまったダービー馬が国内で古馬G1に出れなかったり、海外で疲れてきたとしても
これだけの素質高き種牡馬の子供にはダービー馬ではなくとも2の矢、3の矢
がいておかしくないと、誰もが思ってるはずだ。それらが古馬になってから2400戦線を席巻してもおかしくないはずだ。
にもかかわらず!
牡馬に限れば古馬としての
2400G1勝ちは、
なし!
2200も
なし!
2000とて、
伝統の天皇賞秋は、
かなりレベルに疑問符がつく年の、そしてもうだいぶ前の
スピルバーグだけで、
それ以外は今年の空き巣気味の
大阪杯
アルアイン
その大阪杯のアルアインが、先週の天皇賞秋やマイルチャンピオンシップでの大惨敗(14着、16着)を見れば、あながち大げさではないだろう。
あとは
エイシンヒカリ
の香港カップだけだ。
その香港カップとて、日本の馬の方がレベル高いから、「映えある海外遠征」というより、相手を冷静に見た上での
適鞍選び
の色彩が強い。当時の人気どころのブレイシングスピードやデザインオブロームが、香港でどの程度の馬で世界的にどの程度のレベルか?には主観もあるのでコメントは避けるが、
何しろ!
勝ったエイシンヒカリに際どく迫った馬は
ヌーヴォーレコルト
なのである!
一方、牝のディープインパクト産駒は、
年度代表馬
ジェンティルドンナを筆頭に
ジャパンカップを勝った
ショウナンパンドラ
宝塚でドゥラメンテ、キタサンブラックを沈めた
マリアライト(エリザベス女王杯も)
それから
ラキシス
と、多いとは言わずとも2000超距離での大物はそれなりに出している。
ディープ産駒全てが古馬になると3歳ほどの輝きが、、、
というのは、牡馬と牝馬とで分けて考えないと、ちゃんとした推論ができないと思いたったのが、これを書き始めたきっかけだ。