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2019/11/24 12:23
JC〜冷静にレースレベルを考えたい
レースレベルは、レース名でも無ければ、賞金でもない
ここにどれだけレース制覇の強い想いを、強い馬を管理する陣営がもって、勝つために仕上げ、そして積極的なレース運びをするか?
に、かかっている。
ではレース制覇への想いだが、
3億円、そしてまだ海外馬やアーモンドアイの不参加表明前から狙っていた陣営ばかりだろうから、そこは疑いなかろう
ワグネリアン
ユーキャンスマイル
エタリオウ
この友道厩舎の3頭は当然、想いは強い。
馬主がユーキャン、ワグネリアンと同じマカヒキは記念受験だろう。他に使うところもない。馬主もワグネリアンかユーキャンが勝ち負けしてくれればいいから納得ずくのはず。
シュヴァルグランはスミヨンを乗せてはいるものの、今年は国内を捨てる覚悟で望んだ高齢での海外遠征。
一定、結果は出したし、このレースは一昨年の全盛期に制してるもの。若いワグネリアン、ユーキャンスマイルの露払い的な位置付けと見るのが妥当
スワーヴリチャードの想いも強い。もとより右回りはイマイチと言われ続けてる中で、有馬よりココメイチのはず。
今や世界トップクラスのマーフィーを迎えて全力投球だろう
ジナンボーについては、先週の東京スポーツ杯のラインベックでもコメントしたとおり、アパパネにはフィジカル的にウルトラトップホースの素養はもう一つと見ている。
事実、新潟記念は人気薄軽ハンデで、平坦2000では、全然適性から遠いユーキャンにねじ伏せられた。
ムーアの上積みは大外でほぼ帳消しで、ユーキャンより上にこれる可能性は陣営もあまり感じてないはずで、試金石の位置付けのはず。
ムイトオブリガードは、アルゼンチン共和国杯の後はステイヤーズステークスだった予定を繰り上げたもの。海外馬不参加やアーモンドアイ不参加を知ってのもので、ローテーション的にも、きつく、そもそも力で劣るところに十分にパワーを蓄えての臨戦でない以上、やはり試金石。
それはタイセイトレイルとて同じ。ましてムイトオブリガードよりも恵まれた条件だったのにムイトオブリガードに遅れを取ったわけで。
ここで通用するとかしないとか、ではなくて想いは強くない。
ウインテンダネス、ダイワキャグニーも、ここにかける想いはローテーションからみても、タイセイトレイルを上回るものがないのは自明だ
カレンブーケドールはアーモンドアイの海外遠征と共に国枝さんが決めたことだろうし、オークスのパフォーマンスから、狙っての参戦だろう
ルックトゥワイスも春の目黒の凄いレコードを出した後、ここは狙いの一戦だろう。
レイデオロ、秋の天皇賞をパスしてまでの藤沢さんらしい、露骨な絞り込みに、見える
ダンビュライトは、まあ、いつもどおり行って粘って、うまく行けば掲示板!くらいの準備だろう。たまたま雨が降ったので、こうして私の本命に祭り上げられてるが、陣営にはそもそも大した色気はなかったはず。
したがって、想いをもっての参戦は
ユーキャンスマイル
ワグネリアン
エタリオウ
レイデオロ
ルックトゥワイス
カレンブーケドール
スワーヴリチャード
ということになる。これらが、どう仕上がって、どう展開するのか?
まず勝つための積極策を取るかどうか?だが、鞍上は
岩田
川田
横山
ビュイック
デットーリ
津村
マーフィー
騎手の積極性があったにしても馬の脚質もあり、
ユーキャンスマイルは控えるだろう。というか行き脚はそんなにないはず。
横山エタリオウも枠からして前には行かないし、行けないし、状態も想いとは裏腹にイマイチ
ルックトゥワイスのデットーリは、ラストに脚をためて一気にくるだろう。そのプロセスとして彼の腕で前の方に馬なりでつけてこられる可能性はあるが、まあ、この馬場だし、中団より後ろで周りの動きを待つか?と見てる。
だから
ワグネリアン川田
スワーヴリチャードのマーフィー
レイデオロのビュイック
この3人の出方次第でレースが厳しくなるかどうか?だと思う。
カレンブーケドールの津村は内からスタートを決めた後は、他人任せの騎乗にならざる得ず、場合によっては、つまり逃げの手に出るか、前に前に行かないと、内の馬場の悪い道に閉じ込められる可能性がある。
続く