4046件のひとこと日記があります。
2020/02/23 14:26
東京マイルダートタイムが過大評価気味の馬
さて
さっき言ったことを頭の片隅に置いておくと同時に、もうひつと注意が必要なのが盛岡の南部杯のタイム
これも歴代のタイムを見ればわかるように、速い!ただし、その速いタイムをマークした面々の冬の東京での実績を見れば、盛岡も
春、初夏、秋の東京に勝るとも劣らないくらい、時計が出やすい!2秒近く速い。まあ、1.5秒程度としておこう。
ここもふまえての過大評価馬の筆頭は、
サンライズノヴァ
確かに東京ダートマイルの実績は大したもんだよ。
生涯10戦していて
5勝、
うち
G1ひとつ(南部杯)
G3ふたつ(ユニコーン、武蔵野)
オープン特別がひとつ
あと残り5回のうち
オープン特別2着が一回
勝ったか、連対した6回のタイムは
南部杯1.34.2
武蔵野がやや重で1.34.7
オープン特別が1.35.3
これらをさっきの基準に従って補正すると、この馬の冬の東京ダートマイルで期待できる最高パフォーマンスは、
せいぜい
1.35秒後半
ただし、これは自身が、好きパフォーマンスを発揮できたとき同様に、弱メンツ相手に、脚をためられる軽い馬場における追走と同様なレース運びをした場合であって、馬場が、重く、前を行く馬が2ランク以上上がって、自分の行きたいペースよりも
早めにしごかないとならなくなれば、
1.36秒強は間違いなく要する
これが彼の春、初夏、秋のパフォーマンスタイムから押し測れること
さて、サンライズノヴァがダートマイル10回のうち、連対どころか、馬券にさえ絡めずに、取りこぼした4回を検証してみようか?
まずは、3歳時の武蔵野ステークスの惨敗。これは休み明けの古馬との初顔合わせだから免除してやるとして、
残り3回は
フェブラリーステークスが2回
この前の武蔵野ステークスが1回
フェブラリーステークスは、
共に良馬場で
1.36.6の4着
1.36.9の7着
ほら!
理屈通るでしょ?
別にフェブラリーステークスの時に調子が、悪かったり、騎手のミスではないのよ。
もう一回が、先般の武蔵野ステークス
確かに59キロは酷だよ
でも
秋の東京で
1.35.2
は、フェブラリーならせいぜい
1.36.2
59キロが57になったところで、520キロもあるこの大型馬に斤量減効果は微々たるもので、脚をためにくい重い馬場と、早めにインティあたりを追いかけなくてはならないつらさを考えれば
1.36.0を切れるとは思えず、これまでの2回のフェブラリーステークスでマークした
1.36秒台後半が妥当
そして、もう一頭が、このサンライズノヴァに南部杯で捻られた
アルクトス
サンライズノヴァに捻られたのだから素直にサンライズノヴァ以下と見るべきだし、
この舞台4戦4勝
と、豪語してるけど、所詮は、
未勝利 1.37.4
500万 1.36.6重馬場
1600万 1.38.1〜11月
リステッド 1.36.7〜4月
こんなもんだ。
上級条件は、時計の速い時期で、冬の東京のマイル換算なら、せいぜい
1.37秒後半
2秒は足りない。
最近、最上級条件のリスデッドレースで2着に1馬身チョイだけ負かした
ドリームキラリは、この前の根岸ステークスにおいて
14着の大惨敗
そのドリームキラリを交わした際のアルクトスのラスト1ハロン上がりタイムは、
推定12.2〜12.3
アルクトスのマイルで示せる最高パフォーマンス時計より2秒も速いフェブラリーステークスの勝馬、つまりエスポワール、ヴァーミリアン、アグネスデジタルといったツワモノたちのフェブラリーステークスのラスト1ハロンの上がりは
12秒切るか切らないかくらい
これでは勝負にならないだろう(笑)!
昨年逃げたインティが
勝ち時計、1.35.6
上がり1ハロンが12.4
猛然と2着に迫ったゴールドドリームが
1.35.6
上がりが11秒後半
ゴールドドリームの後は4馬身もちぎれたのは、武豊の絶妙のペース配分からの早めのロングスパートがその理由
インティは、全体時計、ラスト1ハロンが例年より見劣ってみえるが、12.4の前が
11.6
11.4
このラス前の11.4は、特筆物の凄足であり、今年、これをインティにやられると、モズアスコット以外はどうにもならないだろうね!