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2020/03/29 13:45

高松宮〜有酸素運動比率

私の投稿を見てきた方なら

有酸素運動とか
無酸素運動とか

って、わかると思いますが

馴染みのない方のために少し軽く説明します。

まずよく間違った解釈をする方がいますが、

無酸素運動とは

呼吸を止めるとか
酸素を使わないとか

そういう意味では捉えないでください。酸素を使わないというのは、必ずしも間違ってはいないけど、呼吸しないとかっていうと、かなり大きな誤解になってしまうので、

すごく単純化して言うとこういうことです。

有酸素運動というのは、

エネルギーが必要になる運動のおいて
(典型的なケースとして、走るケースと限定してください)

運動中に呼吸によって得られる酸素と、体の中のエネルギー源泉を化学反応させることによって作り出すエネルギー(だから有酸素運動エネルギー)で行う運動です。

ここまでいいですかね?
よく、運動中でも継続的に再生産可能という言い方をしますが、これも注意が必要です。

酸素と化学反応させるエネルギー源泉が身体の中になくなってしまえば、再生産はできなくなります!

ただし、典型的なケースとして申し上げると、マラソンは有酸素運動の占める割合が極めて高いのですが、

人間なら2時間(マラソンの完走タイム)は保ちます!

それくらい持続的なエネルギー生産が可能な運動形態といえます。

まあ、それだけ長く保つことをもって、象徴的に

「酸素が供給される限りにおいて運動市続けられる」

という極端な言い方になるわけです。

一方
無酸素運動というのは、

呼吸によって得る酸素は全く使いません。誤解してほしくないのは、人間にせよ馬にせよ、

有酸素運動と無酸素運動は、同時に発動することが多く、

無酸素運動というのは、酸素を使わないから、呼吸を止めている

的な誤解です。それは違います。

無酸素運動とは、筋肉に蓄えられたエネルギーを解糖してエネルギーを産み出します。

有酸素運動と無酸素運動の相違は概ねご理解いただいたと思いますが、それは、どうやって作られるか?というメカニズムの面であって、これから、2つの運動が、

短距離と
中距離において

どのような意味で使い分けられているのか?という側面に触れます

有酸素運動は、持続性が高い反面、瞬間的な爆発的パワーは作れません。

無酸素運動は、その逆です。瞬間的な爆発的パワーを生み出せる一方、あっという間に枯渇します。

まあ、ここまで書いておわかりかと思いますが、

有酸素運動にせよ、無酸素運動にせよ、体内のエネルギー源泉を利用するものの、有酸素運動が外から呼吸を通して運動中にも持続的に取り入れる酸素を使うのに対して、

無酸素運動は、体内に蓄えられたエネルギー源泉だけで生み出すからです。

ここまで書くと皆さんも有酸素運動と無酸素運動のメカニズムと特性

そして、短距離走と中距離走にどういう効果をもたらすかわかったでしょう。

さて、私が

モヤモヤが晴れた!

といってた論点にいよいよ切り込んでいきますよ。

次の投稿となります!

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