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2020/03/29 14:01

高松宮〜有酸素運動比率その2

サラブレッドの運動生理学を研究している方々の発表によると距離別の有酸素運動比率は以下の通りです。

おおよそなので、厳密なところは各自でお調べくださいませ、

1000メートル〜1200メートル
有酸素運動比率20パーセント

1800メートル前後
有酸素運動比率28パーセント

2500メートル以上
有酸素運動比率40パーセント

なんだよ?有酸素運動比率は、半分未満じゃねえか?

と、思ったでしょう?その通りなんです。その感覚は正しいんですよ。

じゃあ私の誤解とか、
長らく定説として、うたわれてきた、サラブレッド競走距離は人間の中距離だ!

と言われてきたことの何が、おかしいのか?私のもやもやとは何だったのか?

を、以下にズバリ!書きますよ。

これはサラブレッド競走距離を運動生理学的に研究するサイドの問題ではなくて、人間の陸上競技における距離別のエネルギー源泉に関して、巷で言われてきた、書かれてきたことに問題があったのです!

多くの人、それは私も含みますが、長らく100メートル競走、人間の陸上競技の100メートル競走を

無酸素運動100パーセント!

と、解釈してきてしまったのです。多分インターネットを調べていただければわかると思いますが、9割以上の書き込みにおいて、そう書かれています。

これが実は違うんです!
全然っ!

結論を書きますがこうです。

人間の
100メートル競技
有酸素運動比率20パーセント

200メートル競技
有酸素運動比率28パーセント

400メートル競走
有酸素運動比率40パーセント

どうです?!

多分そこそこ陸上競技やら、有酸素運動比率に一定以上の知見のある方は驚かれたのではないですか?

実はサラブレッド競走の殆どは

「人間の短距離」

と言っていいんです。

概念的に長いか短いか?
という答えの出ない抽象論は、一旦脇においておいていただきたいし、

果たして有酸素運動比率の数値の類似性だけで、単純に該当距離を「性質の同じ運動」

と言っていいかどうか?は、保留しますが、少なくとも

競馬は人間の競技でいえば、中長距離とかマラソンだ!

という定説にはかなりの疑問が呈せられるべきだ!と、

私は思いました!

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