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2020/04/11 20:13
桜花賞〜人間の陸上競技その2
あまり長々と書かなくても、なんとなく以下のことがわかると思うよ
感覚的にでもね
まず、中距離じゃなくて短距離ね。
ましてマラソンなんかじゃないから(3200クラスの距離だとしても)
あと人間の陸上短距離とはいっても、そもそも人間の100メートルでさえ、有酸素運動要素が20%もあって、これまでの定説めいた
100メートルは無酸素運動のみ
というのは真っ赤な嘘
100メートルでさえ、100専門の筋肉ムキムキの選手(手脚が長くてしなやかさや、柔らかさがない選手。今日の阪神G2重賞でいえば、ダノンファンタジーみたいなもん)は、
ラストの失速はそれなりに激しく、そういう選手は200すら難しい。
筋肉モリモリの100の選手でも、100をチャンピオンレベルで走破てきる筋肉の質と有酸素運動能力あるなら、走りの技術次第では200は、もたせることができる。
具体的には100において、30メートル過ぎで達するトップスピードを80メートルまでフルマックスにしているところを、やや出力落として170メートル位までもたせる。
競馬でいうなら、600メートルは韋駄天の速さの馬がいるとしたら、それをスタートからやるんじゃなくて、抑えめに出て、上記人間の200みたいに折り合わせて走る。
ただし!
人間の陸上でもそうであるように100向けの体型のマッチョ体型は200が限界だ。それを超えたら絶対に無理。
ボルトという規格外の化け物が出るまでの200メートルの「今後破られることのない世界記録」は、
100を主戦場とする選手でなく、
マイケルジョンソンという
400メートル世界最強の選手がぶっちぎり、当時の世界2位の記録を大きく離した選手が記録したもの。
よって、200、馬なら1200は、本質的には、有酸素運動の構成比率がそれなりにあって、柔らかな走りでスピードを持続させる能力に長けてる方が向いているといえる。
ただし馬というのは人と違って走る距離により
今日は、飛ばして行くのか?
ゆったり折り合いをつけていくのか?
が判断できない故に、必ずしも
1200という有酸素運動やスピードを持続するための柔らかさに長けた馬の天下とはならない。
それよりは行き切ってしまった方が、普段ゆったりした行き方で、序盤に差を広げられすぎるよりは結果につながるということ。
だから1200は、
行き切る馬と
後方からすっ飛んでくる馬
その間の馬と
バリエーションがいろいろ出てくる。
マイルとなると
200というのが人の陸上でいうとマッチョスピードタイプのスピード維持限界リミットであり、
それよりかなり伸びる
270〜280なので、逃げ先行一辺倒では苦しいということ。
これは100、200のオリンピックゴールドメダリストで、天才スプリンターと呼ばれたカールルイスでさえ、300メートルのエキジビションレースでボロ負けしたことからもよくわかること。