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2020/04/12 06:57
桜花賞〜結局タイム比較なのか?
途中で
いろんな前提を端折ってしまって、
「なんだよ?結局タイム比較かよ?」
という声も、ここかしこから聞こえてくる。そこにお答えすると、、、
■確かにその通り!そういう要素は強い!
と言えるし、
■単純にそういうことだけでもない
とも言える。
まあ、少し解説しよう。
まずね、一番重要なのが、このマイルってのは、陸上の短距離ってことなのよ。なんとなく、これまでの競馬サークルやら、マスコミに
競馬は中距離
みたいな考え方に支配されてきた中では、タイムなんか関係ない
という論調が大きくなってたけど、それは、それで極端すぎるわけで、
というのは、もし、今日行われるのはマイルの馬場が、めちゃくちゃ高速馬場で、スタミナロスのない馬場なら
持ち時計に
1.29.7
がある馬が勝つよ。間違いなく。それが、馬の脚を動かせる限界スピードってことの意味なんよ
逆に言うと、物凄い速い馬なら、多少有酸素運動能力の不足があったとしても、スピード低下への抵抗がほとんどない高速馬場なら、スピードは落ちずに、
1分30秒台
とかで、走れちゃう
そして、その頭数は、我々の想像以上にめちゃくちゃ多いのよ。
それは例えば、トロワゼトワルが、国内でもっとも馬場抵抗の少ない9月の中山で、52キロで、引き離し気味に逃げて、全く止まらずに
世界レコード
1.30.3
を叩き出したわけで、、、、
この時の2着の
ディメンシオンも、53キロで、2〜3番手追走から流れ込んで
1.30.9
レオアクティブが10年以上前に叩き出したレコードも中山の同じ時期の同じレースで、その時の10着馬までのタイムが世界競馬史上の上位にズラッと並んでたからね、しばらくは!
でも、レオアクティブをはじめ、無名の馬ばかりだよ?その10着まで入線した馬は!まあ、2着のスマイルジャックはダービー2着だから、日本馬として、無名とまではいわないけどね(笑)
世界記録に残る馬としては、レオアクティブも、3着以下の馬も無名馬ばかり
でも、舞台がそういうこ舞台なら、やはり速い時計で走れないとこれないんだよ!これが現実。
そして、言ったように、そういう舞台の限界は別に、今のレコードの
1.30.3ではないよ。
私が何回か前の投稿で書いたように、概ね
1.29.7
ただし、直線走りやすい、長い平坦のコース前提ね。まあ、9月の中山もあまりの馬場の良さから、ほぼ最高コンディションかもね。スタート直後に他コースと異なり走りやすいコーナーだからね
そういう意味では、牡馬57キロ、牝馬55キロでの9月の中山の限界時計は
1.29.7
程度かな?
トロワゼトワルは、52キロで
1.30.3だから、実質
1.30.8〜9
世界史上最強最速馬なら、トロワゼトワルの
6馬〜7馬身前は走れてた
ってことだよ。
そして!その際のラスト3ハロンラップは、
33.5
ってこと、、、
ここから、3歳若駒の限界時計を弾くと(何回か前の繰り返しになるけど)
概ね
1.31.8
上がり34.3
縛りとしては、ダノンシャンティ他、上位馬がその後の競走馬としての身体を壊してしまったNHKマイルの驚異のタイム
1.31.4
があって、、、
あと、2位以下の離れたタイムが、1.32.1〜上位10位まで0.1刻みでならんでいて、ベスト10平均が(除くダノンシャンティ)
1.32.3
があって、、
その間位
現実感あるよね?古馬の1.29.7より2秒程度遅いのは、3%遅いことになり、陸上競技の、
世界記録における
成人オリンピックチャンピオンと
大学生世界記録との差
程度にも収まってる。
よって、今日の阪神の馬場が最高コンディションであって、持ち時計が
1.31.8
ならば、今日自身の体調が、普通であれば、世界史上、どの3歳馬相手でも、負けないってこと