マルターズのケースの一般化

結局、、

陸上もそうなんだけれども、、、

２００メートルを越えると、どうしても乳酸が溜まる量が著しく増えてきて（乳酸とは、有酸素運動で出力可能なパワーやスピードを越えて発揮しなければならないための無酸素運動によって発生する物質であり、これの蓄積によって、身体が動かなくなってくる。）、

地のスピード、爆発力という
いわゆる
一瞬のキレとか、
瞬発力とか

よりも、持続力のスピード維持において要求される有酸素運動レベルの高さが必要になってくる。

それらは、有酸素運動能力発揮の心肺機能そのものだけでなく、

有酸素運動を効率的に動きに変換できる柔軟性だったり、乳酸で苦しくなっても、レースを嫌がらず、指示を出してくる人間に従おうとする

従順さ

別の言い方をすると

根性

が必要になる。

そういうものが、良馬場のトライアルとか、リステッドレース程度ならばマルターズは、

総合的に「いいパフォーマンス」を出せるということなのかと

そして、これを一般化すると、

２着続きが多く、勝ちきれないに馬というのは、そういうことなのかと。

つまり、強いから２着になるというよりは、心肺機能が優れていて従順だけど、筋力（無酸素運動による最大パワー）が、あまり高くないからこそ

逆に２着、３着に来ちゃうのではないかと。