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2020/04/13 19:28
皐月賞から学びたいこと
皐月賞
2000メートルは、陸上競技でいうと、
333メートル位に相当すると、私の研究によれば!(汗)置き換えられます。
さて、この距離ですが、
繰り返しにくどいんだけれど
100メートルは、マッチョ気味のスプリンターで、
陸上の歴史を紐解くと
カールルイスしかり
ガトリンしかり
パウエルしかり
100のチャンピオンスプリンターは、軒並み
185センチで
80キロ強
ルイスとパウエルは88キロ
世界史上ナンバーワンのボルトは
196センチ
94キロ
やはりスピード優先、爆発力優先のための肉体。
これらの選手の活躍の上限は
200メートル
競馬に置き換えると、主戦場が陸上競技の100メートルに該当する競馬のレースで言うと
600メートル
(上がり3ハロンなんていう競馬レースはないけど、そんな感じかな)
で、活躍のフィールドを距離を、延ばしてペースコントロールしてスピードを維持しても陸上競技の200、競馬の
1200が限界
で、333メートル、つまり競馬の2000に該当する陸上競技正式種目はないんだけれども、
300メートルはエキジビション種目としてあって、
カールルイスはスプリンターとして敵無しのときに、この300では、400メートルクラスランナーには敵わなかった。
ボルトは300こそ世界歴代3位の記録保持者で、数年前には実質世界一だったけど、400メートルまで伸ばすのはダメで、
333というと微妙
因みに300メートルの世界最高記録保持者は、
ウェイドバンニーキルク
という
400メートルのオリンピック金メダリストにして、400の世界記録ホルダー
さて、彼バンニーキルクをはじめとする
400の世界歴代チャンピオンの体つきを見ると、実にスレンダーだ。
このバンニーキルクは
183センチ
70キロ
バンニーキルクの前のチャンピオン
ラショーンメリットこそマッチョだが、
メリットの前の世界チャンピオン
ジェレミーウォリナーはバンニーキルクとドンピシャ同じの
183センチ
70キロ
やはりややマッチョよりのウォリナーの前の世界チャンピオン
マイケルジョンソンは
185センチ
78キロ
だが、その前のチャンピオン
フレデリクスは、
180センチ
72キロ
身長にして100メートル世界チャンピオンクラスの選手と比べると、身長にして、5〜8センチ近く小柄で、体重にして10キロ超軽量だ。
身長対比で縮尺した体重であれば、つまり、マッチョ度合いが変わらなければ
概ね75キロ超あっていいのに、それより体重は軽く、70キロ程度だ。
つまり、両者のチャンピオンクラスの体型は、筋肉量の実数字とは別に質的な差もあり、マッチョ対スレンダーってこと。つまり、400ランナー、333メートルの舞台における適性は、無酸素運動向けのマッチョ筋肉よりも、有酸素運動向けの
薄めのしなやかな筋肉
をまとっている方がふさわしいということになる。
これはサラブレッドも同じで(というか、私の研究ではふさわしいと思っており、(汗))
歴史的に、皐月も強かった強烈な3冠馬を思い出してほしいが、
オルフェーヴル
ナリタブライアン
ディープインパクト
オルフェーヴル
ディープインパクトはダービー制覇は
共に440キロ台
と、小兵ないし中型だっただろう?
トウカイテイオーも然りで、
ナリタブライアン
トウカイテイオー
これに
近2年の年度代表馬
アーモンドアイ
リスグラシュー
は、活躍時期は460キロ台である。
なんとなく大型馬が主流になりつつあるように見えるが、2400前後でのパワーより持続力のある鋭い切れ味には、そういう体型が志向されるってことだ。
皐月賞の
陸上置き換え距離を
333メートル
とすると、この距離をこなすには、そういう適性寄りの肉体が向くということ。
マッチョホースがパワーアンドスピードで押し切る距離ではないことだけは確か。
まあ、コントレイルは体型的にも、血統的にも、そして実績的にも
ダントツ
なんだろうと思うね、、、
サリオスは、マッチョだね


