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2020/05/22 08:14

オークス概論

明日から本格的な予想を書いていく。

皐月賞前に、この距離、つまり2400メートルを走るのに必要な要素を、

人間の陸上になぞらえて書いた。

細かくは、いろいろとこれから、復習をかねて書くけど、ものすごくシンプルに表現するなら

「もって生まれた天賦の才」

が必要なカテゴリーってこと。

陸上なら
2000が
400

2400は、さしづめ
480

ってこと。

100メートル
9秒も

天賦の才

が必要。私がことさら

400越えの距離について

「天賦の才」

という意味が誤解として伝わるのを避けるために、100との比較において

どういうことを言いたいのか?

を明確にしておこう!

100で世界一になることと
400で世界一になることとは、

かなり異質なことであるという意味だ。100で世界チャンピオンになることの方が簡単ということでは決してない!

100で世界一になること、そのための鍛錬とか、フィジカルな素養と

400とでは、結構違う

100の世界記録は
9.5秒台

400の世界記録は
43秒チョイ
100メートル
10.5
程度で、4本続けて走り続けること。

10.5だって、驚異的なスピードじゃねえか!一昔前は、10秒台ってだけで、恐ろしく速く感じさせたのに、それが単に10秒台ってだけでなく

10.5

じゃねえか?
素質は同じじゃねえか?
結局スプリント能力だろ?

と、、、

100メートルのラップ構成を見てみよう。何度も書いて恐縮だが、陸上にせよ、競馬にせよ、ラップを見る場合に重要なことは、スタート直後のラップへの注意だ。

静止状態
スピードゼロから始まる

100メートルは、世界最速は
10秒だから、

10メートル
1秒平均位

という感覚を持ってる人がほとんどだと思うが、ボルトはじめ、世界チャンピオンクラスのトップスプリンターの

最初の10メートルは、

1.8秒!

も、要しているのだ!

これはつまり、

スタート後10メートルから、100メートルのゴールまでの

90メートルを
8秒切ってる

つまり
10メートル
0.9程度
1秒かかってないのよ

ってこと。

そして、もっと、踏み込んでラップを分析すると

10〜20メートルも、まだ加速期間であり、ゴール前は20メートル位は失速しているので、

中間の

20メートル〜70メートル区間の
50メートル

は、4.3秒程度

で、走ってる。
単純に倍すると、100メートル換算の(スタートなし)スピードレベルが、わかるが、

8.6〜8.7秒

ってこと。

これが、100メートルの世界チャンピオンのスピード素養

恐ろしい速さでしょ?(笑)

その上で400メートルの世界チャンピオンと比べて欲しい。

100メートルチャンピオン
 8.6秒/100メートル

400メートルチャンピオン
 10.5秒/100メートル

概ね
20%程度遅いペース

全然違うでしょ?

別にこれは
400チャンピオンは大したことはない

という話じゃない。

100メートル
10.5
を4本走り続ける
スピードスタミナ

は、明らかに驚異的な能力なんだけど、100メートルで世界チャンピオンになるために必要とされるトップスピードとは異質なものだということ。

競馬で、100メートル

とは、大体

500メートル

上がり3ハロン
600メートル

に置き換えた方が話速いよね

つまり!

スローペースでの上がりタイムが

どれだけめちゃくちゃ速くても!

それが即

2400メートルでの決め脚とか、総合走破能力にはならないってこと!

これかとても重要なこと!

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