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2020/05/22 08:37

オークス概論その2

近年の東京競馬場の5、6月の芝、路面状態は破格だ。

昨年のラヴズオンリーユー

2分22秒台しかり

ダービーのロジャーバローズ

2分22秒台しかり、、、

サラブレッドの限界タイムは、私の試算によると

2分20秒フラット

程度に見ているから、3歳の春ならば、古馬として完成する一年ほどまえでもあり、本来、3秒近くは、劣るとみたいが、ディープインパクトやサンデー系産駒の成長の速さを踏まえると、

2分22秒を切る位

が、限界タイムと見てよく、そこの域に近づいてると見ていい。

そういう意味で、ロジャーバローズの勝利は、タイム的にも勝ち負けレベルであり、はフロックではない。

さて、
2分22秒というと、
ハロン平均が、

11.82

だ。3ハロン換算だと

35.5

でしかない。

つまり!

ラスト極上の切れ!
例えば
33秒前半とか、

デゼル
フローラステークスのラストのような

32.5

とか、

ウーマンズハートの新馬のラストのように、

32.0

とか、発揮できなくても、スタートを

12.5程度で出た後で、あとはず〜っと、ゴールまで

11.82を重ね続ければ!
上がり
35.5
でも、ぶっちぎれるってこと。

この距離で必要とされる本質を語るには、そういう短目の距離における究極の切れとは、異質なものであることを抑えておく必要がある。

ちなみに
スタート12.5で出たあと、道中ハロンラップを

11.8

で刻み続けた場合の、道中通過タイムを見てみよう!

200通過  12.5
400通過  24.3
600通過  36.1
800通過  47.9
1000通過 59.7
1200通過 1.11.5
1400通過 1.23.3
1600通過 1.35.1
1800通過 1.46.9
2000通過 1.58.7
2200通過 2.10.5
2400到達 2.22.3

ご覧のとおり、
オークス、ダービーレコードだ。

上がりは

35.4

でしかない。極上の切れ!と、よく騒がれるような水準とはかけ離れているだろう。

マイルの通過タイムを見ても、今どき

1.30秒フラット台

を、トロワゼトワル程度の馬でも出してしまうような時代の中で

1.35秒程度のペース

でしかない。このペースは、マイル通過で、トロワゼトワルの5秒近く後ろ。

30馬身

近く離された位置だ。

それが、ダービー、オークスのレコードペース。

2400の限界タイムを記録するための、等速ベストペース配分!

なのである!

これを抑えて、予想にのぞまないと、上がりタイムに翻弄されてしまう。

デゼルの上がりタイム

は、びっくり仰天もの!

であるが!

32.5

は、どういうペースで走ったのか?他の馬はどうだったか?

ということも含めて総合的に冷静に判断する必要がある!

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