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<< オークス概論その2... ひとこと日記一覧 続)デゼルの上がり32.5について ... >>

2020/05/22 20:22

デゼルの上がり32.5について

デゼルは、化け物なのかもしれないが、それはあくまでも

ディープインパクトの娘であり
フランスの名牝の娘であるという血統的な可能性

友道厩舎という名門でトレーニングされ、ノーザン系という後ろ盾

そしてダミアンレーンの騎乗

を含めた伸びしろが

スイートピーステークスの勝ち方にオーバーラップされるが故の怖さであって、スイートピーステークスの勝ち方や記録は冷静に分析したい。

伸びしろとして列挙したいくつかの要素は、かなり上積み材料と見ていいことばかりだが、

デビューが遅れた過去の骨折によって、ハイペースに耐えうる体力はついてないのでは?

とか、あまりガサのない若い牝馬、デリケートの牝馬に短期間の二度の長距離輸送はどうか?

とか、懸念もそれなりにある。

よってスイートピーステークスの強さを、どこまで評価するか?

は、非常に重要だっ!!

まず
驚異的な上がりタイムに見える

32.5

について

デゼルの1200通過は
勝ちタイムの1.47.1から
32.5を引いてやると

1.14.6

ハロン平均
12.43

これを6ハロン

「1.47.1で、上がり32.5は、化け物っ!」

というマスコミや、ネット競馬での掲示板書き込みもよくみるが、

これが、どんなスピードかというと、、

1200の
1.14.6通過

昨年度中央競馬の
2歳、新馬
芝1200

は、27レース
約400頭が出走したわけだが、

ご想像のとおり、この時代、デビューに2歳でデビュー戦に1200を選ぶ馬に1流馬はいない。

そういう400頭のうち

1.14.6より
下回る時計で

ぶっちぎりのビリ付近を走った馬は

僅かに5頭

ほとんどのレースのビリ付近の馬は
勝馬から20〜30馬身離されても

1分12秒台前半

で、駆けていて、

27レース中、
19レースの

ブービー馬

(ビリの馬は故障同然の1分20秒とか大差になっちゃうので、ブービーにした。)

が、1.12秒前半

デゼル

1.14.6

は、今、オールシーズンで、国内芝で最も高速馬場といっていい

5、6月の東京

新馬1200の27レースには
馬場の傷んだ季節のものも、道悪も含まれてる

そこの
つまり最も素質馬とはいえないカテゴリーステージのビリ付近の馬

そこから
2秒も後方、

12〜13馬身

うしろの位置のペース
まあ、

不十分な仕上げで

ブービーから

大差ビリ

に負けた馬の位置なのである。

そこに位置して

32.5

が、果たしてどこまでの価値か?

だ。

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