２１世紀のダービー回顧 その４

人生９回目のダービーで、母系重視に傾きかけた（ビワハヤヒデ、ナリタブライアンの最強ブラザー）のに

１０回目初年度産駒の
ワンツーフィニッシュで

本番アメリカ最強馬の
サンデーサイレンスに

父の力を思い知らせれたものの

フサイチコンコルドの
サンデーサイレンスの真打ち
ダンスインザダーク撃破

サニーブライアンの粘り越しで
再び母系研究に傾きかけたところ
（私はタヤスツヨシもジェニュインにも強さは感じてなかったこともあり）で、

そこから先の
２回

私の
１３回目、１４回目のダービーで
再びサンデーサイレンスの威力を知らされることになる

１３回目は
スペシャルウィーク

１４回目は
アドマイヤベガ

だ。２回は共に
天才
武豊の手綱

武豊が凄いのか？
サンデーサイレンスが凄いのか？

サンデーサイレンスは、確かに凄かったけど、ダービーについては、まだまだ自分の中ではわからずにいたのは確かだ。

その翌年
１５回目は
やはり
サンデーサイレンスの仔

アグネスフライト

が、同じくサンデーサイレンスの仔
エアシャカールを破って鞍上河内の悲願をかなえることになったが、

アグネスフライトの
ファミリーナンバーが

１号族Ｌ（エル）

この頃は既に１号族という母系ファミリーナンバーを予想要素に入れ始めてたが、このアグネスフライトが、

１番人気皐月賞馬
エアシャカール
しかも武豊の３連覇が確実視されていたド本命を破ったのは、

サンデーだから
というよりと

１号族の中でも、日本競馬クラシックの真打ち

１号族Ｌ　

だから！という思いの方が強かった。

僅か３、４年前の、　

フサイチコンコルド
サニーブライアン

は、共に１号族Ｌ

そして、無敗で皐月賞を制し、無敗の３冠さえ確実視されていた一歳下の弟の

アグネスタキオンも
　
１号族Ｌ

そして次の年は、その無敗のアグネスタキオンが皐月賞圧勝後に故障引退という主役不在の中で行われた

渋り気味の馬場で力強くダービーを制したのは、アグネスタキオンに次ぐ強さを誇っていたジャングルポケット

勝ちは順当だったが、馬券圏内にサンデー産駒の姿はなく

３着に入った
人気薄
ダンシングブレーヴ産駒の

ダンシングカラー
１１番人気は
ファミリーナンバー

１６号族

振り返って見ると、私の始めたての３４年前は

１号族
１６号族

が、拮抗してたが

１９９０年代は

１６号族はなりを潜めていたようで、ここで久々にダンシングカラーによる馬券圏内となった。

そして１６号族の快進撃はこの後しばらくしてから、ダービーに限らず

菊、オークス、ジャパンカップ、有馬記念

と至るところで炸裂し始めることになるが、それはおそらく社台、ノーザンの配合の狙いなのでは？

と、思ってる。

一旦、ダービーからそれるが、あまりに１号族に集中しすぎているので、ここで近年の１６号族の名馬を挙げておきたい（ダービー好走馬に限らない）

【脱線トピック〜１６号族名馬】
マンハッタンカフェ
ブエナビスタ
シーザリオ
エピファネイア
ジェンティルドンナ
ゴールドシップ
トーホウジャッカル
ロジャーバローズ
サートゥルナーリア
ヒシミラクル
メールドグラース
ダンツシアトル
マリアライト
ラキシス
ルージュバック
カレンミロティック
サリオス
ソウルスターリング
サンテミリオン
エイシンヒカリ
レッドディザイア
クリソベリル
アロンダイト

凄くないか？

ここにさっき挙げたダービー馬
ダイナガリバー
サクラチヨノオー

が加わる、、、

だから昨日、不利がなければ２着だったであろう

１４番人気の

マジックキャッスル

を対抗に推すわけです！
１６号族だから！

まあ、脱線はここまでにして、アグネスタキオン不在で、

またまた
サンデーのダービー連勝驀進街道が途切れてしまい、、、

武豊とサンデーはセットじゃないとだめなのか？　

それとも１号族がやはり凄いのか？

サンデーと１号がミックスすると止まらないのか？

など、いくつかの選択肢が出てきたような気がしてた。

そして翌年、答えがなんとなく見えた気がしたものだ。続きは次の投稿で