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2020/05/26 22:51
21世紀のダービー回顧 その7
サンデーサイレンス産駒の出なくなったダービー
一体、どの種牡馬の産駒が勝つのか?は、注目の年だったね。
サンデーサイレンスの孫は、
フジキセキの子
ステイゴールドの子
アグネスタキオンの子
ダンスインザダークの子
が、1頭づつ駒を進めてきたが、3番人気以内はゼロ!
どの子も、母系ファミリーナンバーが1号族の馬はいなかったんだけど、
面白いのは、出てきた馬、つまり
サンデーの子で、種牡馬になれた上記4頭は、それなりに活躍したから種牡馬になれたんだろうし、曲がりなりにもダービーに駒を進めることができた数少ない優駿の親になれたわけなんだけど、
実は
アグネスタキオン
ステイゴールド
と、4頭のうち2頭が
1号族
ってのも、また感慨深いな〜と。
思うわけで、、、
そして、このアグネスタキオンもステイゴールドも、この後すぐに、
ディープスカイ(アグネスタキオン)
オルフェーヴル(ステイゴールド)
という強烈なダービー馬を叩き出すんだからね〜。誤解のないよう言うけど、
ディープスカイも
オルフェーヴルも
ここまでさんざん言ってきた母系ファミリーナンバー1号族ではないよ!
その親、ステイゴールド、アグネスタキオンが母系ファミリーナンバー1号族ってことなので、そこは分けて読んでね(汗)
で、ごめんごめん
ようやく勝馬の話ね
なんと牝馬の
ウオッカ
のぶっちぎり劇だったわけだ。サンデー産駒不在になった初年度ね
ウオッカは1号族でもないし、16号族でもないんだけど、
このサンデー産駒の出てない節目の年に、この馬が勝ったのは、改めて母系に重視しはじめることになった象徴的な、結果だった。
というのは、ウオッカの前年のメイショウサムソンとウオッカは、近い親戚で、
日本の名牝として誉れ高き
シラオキ系
3号族フローリスカップ
に遡るんだよね
え!?
60年ぶりに
牝馬がダービー?
って驚きの結果さえ、このように母系の重要さを裏打ちするような結果なわけで、
そして、そこから9年さかのぼった年のダービーも、シラオキ、フローリスカップの牝系
スペシャルウィーク
なんだよね
10年程度で、同門母系から
3頭
すごいよね。しかも父は違うんだよ。
サンデーサイレンス
オペラハウス
タニノギムレット
このあたりがね。サンデーサイレンスが父だからってだけでは買えない!そんな大物は出ない!
と、確信しはじめて、母系に重きを置きかけてるところで、こういう結果になったので、このあたりから
母系ファミリーナンバー
研究は熱を帯びてきたよね(笑)
で、翌年は、
アグネスタキオンの子
ディープスカイ
がNHKマイルからの変則2冠制覇!
次の年が
ドチャドチャ不良馬場の中で
ロジユニヴアース
この馬の父ネオユニヴァース
も、また母系ファミリーナンバー1号族というのだから、どこまでもサンデーサイレンスには1号族が似合うんだよね。
あ、ここも誤解なきよう!ロジユニヴアースは1号族じゃないからね。
父のネオユニヴァースの母系ファミリーナンバーが、1号族ってこと!
サンデーサイレンス産駒が出なくなった後のダービー派遣争いは、
ウオッカ(タニノギムレット)
ディープスカイ(アグネスタキオン)
ロジユニヴアース(ネオユニヴァース)
と、特定の血統には収斂せず、2着も、父はホワイトマズル、タニノギムレット、スペシャルウィーク
ってな具合で、タニノギムレットが2頭2着以内に入ってたくらいだ。
で、翌年、、、
エイシンフラッシュ
(キングズベスト)
ローズキングダム
(キングカメハメハ)
と、キングマンボの孫がワンツーフィニッシュとなるが、まあ、キングカメハメハは、ディープインパクトと同タイムのダービーレコードを記録してた馬だし、NHKマイルでも圧巻のスピードアンドパワーでぶっちぎってた力からしたら
種牡馬として、ポストサンデーサイレンス覇権争いに加わっても不思議はないってところだったかな
2着(5番人気)ローズキングダムの母系ファミリーナンバーは、1号族。
母父はサンデーサイレンスだ
その翌年が不良馬場での
オルフェーヴル
の圧巻の強さ
3着から5着が
上がり37秒近く要する道悪競馬で
オルフェーヴルの上がりは
34.8
不良馬場である!
この年、始めてダービー馬を叩き出した父ステイゴールドは、
その父サンデーサイレンスであり、母系ファミリーナンバーは、1号族!
これも誤解なきよう!オルフェーヴル自身の母系は8号族だ。