２１世紀のダービー回顧 その９

サンデーサイレンスの最後の世代は、

１号族でもなく
武豊でもない　

アドマイヤメインが
２着にとどまり、

日本の高速馬場が苦手では？とも言われ続けてきた

サドラーズウェルズ系統
オペラハウス産駒の

メイショウサムソンに覇権を奪われ、翌年に注目された

「ポスト」サンデーは、

牝馬ウオッカ

奇しくもメイショウサムソンと同牝系統ファミリーライン

にジャックされ、

翌年以降は、

ディープスカイ
ロジユニヴアース

と、父

アグネスタキオン
ネオユニヴァース

と、サンデー産駒母系ファミリーナンバー１号族の種牡馬の子の勝利となり、

このどちらかが翌年以降覇権を握るのか？と、思ったのも束の間

翌年は
エイシンフラッシュ1着
ローズキングダム２着

と、キングマンボ系の

ワンツーフィニッシュ

さて、いよいよ混沌としてきた翌年には、

オルフェーヴル
ウインバリアシオン
ベルシャザール

の順で、

ステイゴールド（サンデーサイレンスの子でファミリーナンバー１号族）

ハーツクライ

キングカメハメハ

の子、、、

やはり今後の趨勢は占えないまんま群雄割拠を感じさせる結果となった。

この４年で結果を出してきた（１、２着馬）サンデーサイレンス直系産駒

ディープスカイ
ロジユニヴアース
オルフェーヴル
アントニオバローズ
リーチザクラウン
ウインバリアシオン

の父はそれぞれ
アグネスタキオン
ネオユニヴァース
ステイゴールド
ゼンノロブロイ
スペシャルウィーク
ハーツクライ

と、サンデー系ながらもすべて父が異なるが、

母系１号族はゼロ

また
武豊騎乗はスペシャルウィーク産駒のリーチザクラウンのみで、それまでになんとなく法則化できそうに思えてたこと

サンデー系は１号族か
武豊か

が、飛んでしまっている。

ただし、この翌年に、再び法則が急加速で浮上することになる。

翌年の
ディープブリランテが

母系１号族

その次の年が
キズナで、

武豊

その後２年空くが

マカヒキ
サトノダイヤモンド

のワンツーフィニッシュは、共に

１号族

そして、全てディープインパクト産駒！

その翌年
レイデオロの

２着スワーヴリチャード
３着アドミラブル

は共に

１号族

父はハーツクライ
ディープインパクト

その次の年は
勝ったワグネリアンは
福永４号族のディープインパクト産駒

だが、

２着エポカドーロは

オルフェーヴル産駒の
１号族

そして去年

勝馬のあっと驚く
ロジャーバローズが

ディープインパクトの
母系１６号族

後でまた整理するけど、
ここまで見てわかるように

サンデー系統の
ファミリーナンバーは、

１号族が

うじゃうじゃ出てるが

１６号族は言うほど出てねえじゃねえか？

と、思われると思うが、牡馬では、そもそもダービー出走馬が少なく、その分を埋め合わせるようにオークスに

１６号族の

スターホースがバンバン出ていた

サンテミリオン
シーザリオ
ブエナビスタ
ジェンティルドンナ
レッドディザイア

ちょっとゴチャゴチャしてきたね（汗）

また後で整理するよ

とにかくまあ

暫定的な結論を言えば

とにかく
サンデーサイレンス直系の

１号族
１６号族

そして武豊

ってこと。

今年で言うなら

コントレイル
サリオス
サトノフラッグ

もろに１番人気〜３番人気だね

あとは１号族で

ビターエンダー
ディープボンド
マンオブスピリット

かな。ただし、下の３頭は上の３頭に劣ることは明白だからね。ビターエンダーとディープボンドは、皐月賞でボロ負けしてて、特に上２頭とは、埋めようなない差を示しちゃったし、

マンオブスピリットは、その馬に負けたからね。

サトノフラッグはとても手放しでは評価できないけど、

コントレイル
サリオス

は、血統のみならず、騎手、厩舎込で、とてもじゃないけど馬券から外せないかな。