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2020/07/26 11:02

1000メートルの究極スピード

まず日本レコードだけど、

2002年のカルストンライトオ

53.7

もう18年破られてない。もっとも、この最も時計の出る新潟の直線を超一流馬が使うことはなかったし、

行われている重賞もこのアイビスG3のみだ。

とはいえ、他のレースの最速ラップ記録やら世界のレコードやら何やらすべて加味すると

サラブレッドの
ノーストレス(抵抗のない高速馬場)
における、極めて短い区間の最高スピードは、ここに凝縮されている

ことをほぼ確信している。

そして、「真の」
なんて言葉不適切だが、

究極の短期間スピード

は、競馬主要国のサラブレッド生産者が追い求めるものとは全く違う質のものである

ということが、よくよくわかる。

カルストンライトオは、
18年前に未だ破られてない日本レコードを出した頃

その前のレースでは、1200メートルにおいて、どこにでもいるようなオープン馬に完敗し、

その後のレースでは、1200メートルG3で、

ビリーヴ

に4馬身ぶっちぎられた3着である。

それでもアイビスでは、
2着を2馬身、3着を5馬身もちぎり捨てる完勝であり、類まれな

ノンストレ馬場での区間限定スピード

の高さを示した。

生涯を通じても1200〜1400では、チャンピオンには程遠く、惨敗も多かった。

確かに1200G1は勝ってるもののドチャドチャの不良で、前に行ったきり、後ろからは馬場が悪すぎて何も、これなかった特殊なケース。

この53.7は不朽の金字塔というほどの数値でもなく

2011年には
エイシンヴァーゴウが、

一昨年2018年には
ダイメイプリンセスが、

0.1差の
53.8

を出してるし、

ライオンボスを勝馬とするレースを含む4つの新潟直線で

53.9

が出ており

54.0〜54秒前半はゴロゴロある!

ただし、それらの時計で駆けた馬たちに

1200レコード馬はいないし、スプリンター路線チャンピオンホースもいない。なんとなれば

オープン馬にはなれなかった条件馬でさえ、

54秒台は出せていて、

短区間のサラブレッドのスピード

というのは、そういう位置づけの価値なのである。それは


絶対的に価値があるとかないとか

そういうことではなくて、

差がつけにくい

サラブレッドとして生まれてきた限りにおいては、「まあ、能力があるとされる馬ならば」

だれでも出せるタイム

と、言ってもいいのかもしれない

54秒台前半は!

ただし、多くの馬が54秒台で

走れる中で、この集団から頭1つ抜け出すには?何が必要なのか?

というと、それこそが、わずか
0.3程度のアドバンテージ

そして、それが

53秒台後半

そして、それは、

決してグイグイ伸びる能力でなくて、

スタートダッシュで、

0.3程度上回ること

なのだと思ってる。
多分ね

そのアドバンテージを中間疾走のある部分で発揮することもできなくはないんだけど、さっき書いたように

これだけ、外にコース取りが集中してしまって、勝負どころで、出しようがなくなると、中間疾走でアドバンテージを発揮するのが難しくなり


より!
スタート巧拙に依存する度合いが高くなった

といえると思う。

よって、馬に強さとか、真のなんとかとか、

そんなこと要求しても
あまり意味なくて(笑)

めちゃくちゃスタート速くて!
外らち沿いなコースを取れて
先行できて
調子がよければ

勝てるか、好走できる

というアプローチが妥当なレース

ってこと。スタートして、外らち沿いが取れるかどうかは、周りの馬のゲート番号や、それらの馬のスタートダッシュによるので、予想の肝はそこ

最近の1200の成績とか
そんなこと気にしてたら取れない

サラブレッド、
2勝くらいしてれば
54.0なんて走れて当たり前!

と、思って最近の成績なんて度外視すべきだね。もし1200の芝重賞を好時計で逃げて勝ってる実績、あるいはラストぎりぎりまで粘ってる実績が複数回あって、

それが、今回、外らちぞい通れて、前に行けるなら

ほぼ勝つよ

そういうレース

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