4046件のひとこと日記があります。
2020/07/26 13:16
直線(千)で必要な要素とは?
日本レコードが
53.7
これ以降、かなりの数の直線1000が行われていて
18年も破られてないことから、
どうやらこのタイムは短かい限定区間のサラブレッドが脚を動かすことのできる限界
と、解釈していいだろうね
一方、そのタイムからあまり変わらないタイム
53.8〜54.1前後が何回もマークされ、その勝馬から
そんなに離されずに掲示板に載った馬も物凄い数存在して、
でもそれらの馬は決してスプリントチャンピオンにはなれてない
ことから、
54秒程度はサラブレッドとして中級より上ならば、まあ
出せないことはなくて
そのうえでそのコンマ数秒の争いを僅かにでも制することができるのは、、、
私の解釈では、、、
道中詰まることなく、走りたいところで走れて、つまり加速できて、
そして両脇の馬への妨害を気にすることなくムチをふるいまくれて、
そして、これが凄く大切なんだけど、スタートダッシュがめちゃくちゃ速いこと!
これに尽きるんだよね。
どんなに凄いスプリント能力をもっていて、抑えて残り600で恐るべき脚を使えても、
仕上がりは
54秒チョイが限界
なんだわ。つまり
53.7あたりを全体で下回ることが無理であれば、ゴール前でどれだけ
強烈に見える差し脚、追い込み、豪脚を発揮しても、
スタートをも成功させて、ラストバテまくってヨレヨレで
53.9
の馬には、ゴール過ぎてから交わすのがやっとで、1000メートルのゴール板では負けてる
これは結構でかいのよ
多くの人は
「終わりよければすべて良し」
的な、典型的日本人美学を持っていて、「あの豪脚をそこそこよスタートとセットで繰り出せれば届く。次こそは!」
と、思っちゃうし、人気になるんだけど、
溜められたからこそ!
前に行くのに猛ダッシュ
つまり、無酸素エネルギーを使わずに済んでいるからこそ、使えるラストの脚でしかなくて、スタート猛ダッシュにそのエネルギーを使えば、ラストにそのエネルギーはない!
何十年も
53.7
が、価値があるかないか?は、別にして(そういう馬が凱旋門賞馬より強いということには絶対にならない)、、、
そのあたりが限界ということなのである。
そして、くどいけど、そのタイムを出すには、
まずは、速いこと(笑)
当たり前だよね
次に
外らちを先行できること
そのためにはスタートがめちゃくちゃ速いこと
そして、外らちを確保するために
できれば、大外枠に近いゲートの方がよりよいこと
ただし、中枠あたりでもスタート猛ダッシュで、一気に外の馬の前を斜めにカットして、すぐに外を取れるなら、あまり外枠、ゲート発馬であることは問わない。
ただし、自分より外に自分より速いのがいると、それはやりにくくなるので、
自分がどの程度スタートが速くて、外の馬がどの程度速いのか?
は、よくよく見ておく必要あり!
常に頭においておかないとならないのは、大外枠スタートなら無条件に有利ではないということ。
大外スタートは最初から外らち沿いを取れるけれど、もし、スタートが速くなければ、外から一気にこられて、進路を塞がれるだけ!
これはきついよ
過去のレース見ればそれはよくわかる。
だから外目のゲートを無条件に狙うのはナンセンス!
こんなところを踏まえると勝馬は見えてくるよ!