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2020/09/27 10:38

神戸新聞〜日本の特異な馬場

世界最高峰と言われる
ヨーロッパの芝2400メートル

凱旋門賞

キングジョージ

これらの勝ちタイムをこの5年調べて、35年前と比較してみた。

そもそも今であろうと、昔であろうと年々のブレがあまりに大きくて

平均的なこんな程度のタイム 

と、傾向を示したり、能力の歴史的向上傾向を示したりすることがほとんどできない位なんだけど、一つ言えるのは、、

この35年でタイムが向上したとは

あまり思えない、、、

ってこと。大幅な、馬場回収はされてないしね。まあ、そもそもヨーロッパの競馬場は、自然の地形を割とそのまんまみたいなところもあるし、、、
 
要するに
今も昔も

ハロン平均

12秒5

程度ってこと。

馬場状態が緩くて酷いときは

13秒だし、

どんなに速くても

ハロン平均

12秒割るなんてない

要するにスタミナ戦なわけです。ラップ見ればわかる。

それに日本競馬ファンは、あの

オルフェーヴル

の凱旋門での大失速

を思い出せば、わかるはず。

大外からの

世紀のブッチギリ

と、誰もが信じて疑わなかった直線中ほどでの、あの凄足っ!

それが、抜け出して、これから

日本の競馬場なら
7〜8馬身ブッチギリ 

のはずなのに、

突き放したソレミア

無名な無冠の

フランス牝馬に、ゴール前差されたシーン。

実は、ラスト

1ハロンのオルフェーヴルのラップを測った人はいないだろう、、、

私も正確性は疑わしいがテレビ見ながらストップウォッチ押したら

14秒を軽く超えてる!

その前の凄足が11秒台

レース全体の平均ラップが

13秒位

ヨーロッパ最高峰の競馬場は、そういう競馬場なのだ!

道中13秒をようやく切るか切らないか位でゆったり進んでも

ラスト11秒台3連発

って、わけには絶対に行かない!

オルフェーヴルのように、引退戦の有馬記念、冬枯れでタフな馬場と言われる中山の芝で、並み居る日本のG1馬を

仕上がり八分で大差ブッチギってしまう、スタミナの鬼

でさえも、ラスト

14秒

へべれけになるタフな馬場、、、

それがヨーロッパ最高峰で要求されること。

一方、日本は、、、

凱旋門に恋い焦がれながらも

ダービータイムは、

ハロン12秒強できて、
ラスト36秒チョイの我慢比べが

ハロン11秒後半
1800通過で35年前と比較して、15馬身程前に位置していても

上がりタイムは、
36秒前後から

34.5程度

(一流には達してないロジャーバローズが35.1なので)

という、、、

まるで、別の要求能力になっている。日本の血統の質が、馬の質が、

本家本元からの一流血脈の輸入で底上げされたことも、この押し上げの一因てはあろう。

だが、しかし?本当にそこまでの質の向上はあったのだろうか?

ここを解き明かすのは、今日は時間が足りないし、私の研究も足りないのでやめておく。

ただし、皆さんに知っておいていただきたいのは、

日本馬は、勝ちタイムが35年前とほとんど変わらない

凱旋門やキングジョージ

で、いまでもまだ全く歯が立たないのにもかかわらず、そしてディープ産駒による、負け方はむしろ酷いのに(オルフェーヴルや、エルコンドルパサーと比較して)、、、

それなのに国内の2400の勝ち時計は飛躍的に速くてなってる、、、

これをどう捉えるか?

なんだよね。

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