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2020/10/03 22:56
スプリンターズS〜日本と欧州の競馬の違い
物凄い遠回りになるけど、これを読むと
競馬リテラシー(=予想力)
が、べらぼうに上がるよっ!
日本とヨーロッパの競馬の成り立ち〜今日まで目指してきた方向性をしっかり掴むことが、スプリンターズステークスのみならず、秋のG1レースや他のレースを勝つことに繋がるよっ!
こういうことをしっかり分析してるサイトは日本のどこを探してもないから!
これを無料で読める皆さんはめっちゃくっちゃ幸せっ!(なんちゃって(汗))
ってなわけで書いてくよ!
日曜日は凱旋門賞だよね
このあたりも絡めて書いてくよ
2400メートルなんて、関係ねえっ!と、思わずに(笑)
しっかり読んでいこう!
このあたりの話はまた、競馬基礎講座やら、新設サイトで詳しく書いていくので、今日明日は、駆け足で、ねっ!
まずね
すごく遡るけど、
日本ダービーができたのは
1930年代初期ね
まあ、戦争の中断なんかあって、90年近い歴史があって、これまで80回近くレースが、行われた。
日本のみならず、各国のダービーってのは、本場イギリスのダービーを模範にしたのは、まあ誰でも知ってるだろうし、そんなこと言われなくても想像はつくだろね。
イギリスでは、もう1800年代から100年以上も日本やら競馬後発の国より長い歴史をかけて、競馬を育んできたわけで、血統の淘汰も1930年時点(日本が模範としてダービー開始した時期)には、かなり進んでいたわけで。
何が言いたいのか?
かいつまむよ(笑)
1930年初期
以降の日本ダービーの勝ちタイムがどういう変遷をたどってきて、
イギリスはどうだったか?
これを約100年分じっくり見たわ
つぶさにね
日本ダービー馬の父がどんな馬かも見たわ。どこの国のどんな馬を種馬として輸入したかも!
細かい変遷は端折るよ
あと、敢えてノートした正確な数字の経緯は確認せずに
かんたんな全体傾向だけ記憶に頼って書くから、厳密な数字調べて、揚げ足は取らないで
わかってるから、正確には、自分でも!
さて、結論めいたことは、次の投稿で書くけどね。
イギリスの本場ダービーは、
1932年頃、つまり日本ダービーが始まった頃は、
速い年で
2分34秒くらい
遅い年だと
2分40秒超える
一方、日本が同じ頃始めた
日本版ダービーは、
2分45秒くらい、、
ただし、最初の2回は府中じゃなくて目黒だったし、不慣れなこともあったし、不良や重馬場も多く
府中東京開催が
こなれた頃、5〜6回経過後のタイムは(1930年代後半)
2分34秒〜40秒におさまるようになってきた。概ね
本国イギリスのタイムに近い水準
このとき、日本のホースマンは、何を思っていたのか?何を目指したのか?
は、知る由もないが、、、
「決してサラブレッドの基礎能力が、あっという間に追いついた」
わけではないことは、今では誰でもわかる。
当時の日本ダービーの勝馬の父はトウルヌソルを中心に本場ヨーロッパダービーなどのビッグレースでそこそこのパフォーマンスを示した馬たちで、
スピード面では、さほど劣るものではなかった。
ただし!
スピードの持続力、スタミナにおいては、著しく大きな開きがあったであろうことは、今だからこそわかることもある。
英ダービーのタイムに話を戻そう
1930年代後半
速い年で
2分35秒
だった勝ちタイム
2016年〜2020年
この5年の英ダービーの勝ちタイム平均を聞いて驚くなかれ
2分34秒7〜8
ほとんど変わらないのである!
一方、日本ダービーの勝ちタイムはどうだっ?イギリスと
1930年代後半に、遜色なかった
2分35秒は、
昨年のロジャーバローズが
2分22秒台
13秒の短縮を実現しているのだっ!